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ANAやJALの永久上級会員制度はいつまで続く?資格取得翌年の失敗談

      2016/12/10

各航空会社のマイレージプログラム(FFP)が制度変更、いわゆる「改悪」のため、フライトにおける獲得マイル数が減少したり、特典航空券に必要なマイル数が引き上げられたりしています。

長年続いた高額なサーチャージが無料~安くなり、良い面もあるのですが、マイレージプログラムそのものは、数年前に比較し、お得に活用することが難しくなっています。

一方で常に人気があり興味の対象となるのが航空会社の「上級会員制度」。

外資系エアとは異なりANAやJALの場合は、1度取得すれば専用のクレジットカードを作成し、年会費を支払い続けるだけでその資格が維持されるという、珍しい制度です。

更に、上級会員を達成した会員本人だけでなく、その家族までも資格を享受できてしまいます。

このため、ANAやJALの上級会員を目指す方は毎年コンスタントにいらっしゃいますので上級会員数は増える一方。

たった1年とはいえ、達成するためには数十万円の費用が必要です。

私自身2007年のSFC取得時に経験したことですが、人によっては必要のないフライトに敢えてお金を支払うという方もいらっしゃるかもしれません。

興味のない方にとっては、信じられないような無駄遣い。

そうまでして、何故多くの人が上級会員を目指すのか。

ANAやJALの特異な上級会員制度が変更になることはないのか。

苦労して手に入れた上級会員、その翌年にしてしまいがちな失敗につきまして、私自身の経験を振り返ってみたいと思います。

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2007年にANAの上級会員になりました。翌年の失敗とは?

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以前の記事でまとめました通り、私は20代の頃になけなしのお金をつぎ込んでANAの上級会員を目指しました。

今から9年前ですね。

費用は約50万円。

私にとっては大金です。

それでも上級会員を目指したのは、定期的に海外渡航の機会があり、その特典が魅力的であったこと、またボーナスマイルの加算率も大きかったためです。

しかしながら、50万円を費やし上級会員になった翌年、大きな失敗をいたしました。

それは、有償でANAに1度も乗らなかったことです。

当時はクレジットカードでのマイル加算率も大きく、加えてフライトでの加算もあったため、マイルが大量に貯まったのです。

結果、翌年はそのマイルを使用し旅行にでかけてしまったため、お金を支払って航空機に乗ることはありませんでした。

余裕がなかったことも原因ですが、これは非常にもったいない行為でした。

プラチナ会員時に有償で乗りますと、ボーナスマイルの加算率も大きく、翌年のフライトでもっとマイルを貯めておくべきだったのです。

いつか訪れる?ANAやJALの上級会員制度の改悪

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前述の通り、増え続ける一方のANA&JALの上級会員。

国内線の主要ルートの場合、優先搭乗にずらりと行列ができ、一般会員の方が少ないのではと思いますよね。

私もANAの平SFC会員ですから、考えておかなければいけないのは制度の改悪です。

本来上級会員というのは、有償でフライトに乗る機会が多い方のための制度。

にもかかわらず、航空券代金を支払っていない会員にいつまで資格を与えてくださるのか。

いつか「最低○フライト、最低○○ポイント」

といった有償でのフライトが制度維持に必須になる日が訪れるかもしれません。

上級会員制度は国際線でその価値を実感

これは私の個人的な意見ですので、ご批判もあるかもしれませんが、スターアライアンスゴールド、ワンワールドサファイアといった上級会員制度は、国際線搭乗時にその価値を実感すると思います。

エコノミークラスであっても、優先チェックインカウンター、優先搭乗、ラウンジ利用、荷物の優遇などさまざまな利点があります。

また、空港によっては手荷物検査場が別で用意されているということも。

このため、海外に頻繁に渡航される方であれば大金を費やしてでもリターンは大きいと思うのですが、国際線をあまり利用されない方であれば、固執する必要はないかもしれません。

年に1度あるいは数年に1度の海外渡航であれば、マイルを貯めてビジネスクラスで特典航空券を発券すれば良いですし、あるいは安いビジネスクラスの航空券を購入すれば、ラウンジ・荷物・優先搭乗などすべての特典を受けることが可能です。

上級クラスに搭乗するのであればステータスは必要ないですよね。

修行に必要な50万円があれば、海外発券で欧州ビジネス2往復も可能ですし、東南アジアであれば3-4往復くらいできるのでは。

国際線には乗らないけれど、出張で国内線に乗る機会が多いという方は別です。

ただ、出張で頻繁に国内線に搭乗していらっしゃる方は既に会員資格をお持ちです。

国内線ラウンジと国際線ラウンジは全く異なります

上級会員になると搭乗までの時間、ラウンジで過ごすことが可能です。

しかし、国内空港のラウンジで提供されるのはドリンクと、乾きもののおつまみ程度。

私のようにアルコールを飲まない人にとっては、それほど魅力的ではありません。

一方の国際線ラウンジ。

IMG_7370IMG_7376立派に食事ができてしまいます。(羽田空港 JALサクララウンジ)

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また、ビジネスクラス・ファーストクラス搭乗時には、無料のマッサージを受けることができるラウンジも。(スワンナプーム国際空港)

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去年何度かお世話になったブリティッシュエアウェイズのラウンジ(ヒースロー空港)

関連:ラウンジ体験記

私は上級会員といってもゴールド、サファイアレベル。

ダイアモンド会員の皆様が利用できるようなラウンジでは、これ以上のラグジュアリーな空間、サービスを期待することができます。

上級会員になればアップグレードが期待できる?残念ながらあまり期待しない方がよいかと

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ANAやJALで上級会員を目指そうという方の場合、上級会員になればワンランク上の座席にアップグレードしてもらえるかもしれないと思う方がいらっしゃるかと思います。

ANA便に乗っていた頃は、国際線へのプレミアムエコノミーへのアップグレードは特典としていただいておりましたが、例えばエコノミーからビジネスへのアップというのは、残念ながら難しいかと思います。

何故ならANAやJALにはゴールド、サファイア以上の「ダイアモンド会員」の方が多数いらっしゃいますよね。

当然のことながら優先順位はダイアモンド会員さんです。

また、ビジネス路線であれば、エコノミークラスであっても予約クラスの高い運賃で航空券を購入していらっしゃる方が多数いるかと思います。

アップグレードが可能な運賃を持つ上顧客がいるのであれば、当然彼らを優先しますよね。

ゴールド・サファイア程度であればたくさんいらっしゃいますので、過剰な期待はしないほうが良いかと思います。

とはいうものの、アップの機会がなかったのかと尋ねられれば嘘になります。

私がエコノミーからビジネスにアップグレードされたのは3回ございます。

路線は

・東京ー香港

・東京ー台湾

そして、驚くことに

・東京ーフランクフルト

香港や台湾はまだしも、フランクフルトでアップされたときの感動は忘れませんね。

ただし、これはあくまでもレアケース。

たまたまダイアの方がいらっしゃらなかった、フレキシブル運賃で購入された方がいらっしゃらなかった、あるいは皆さま既にアップ済みであったのではないでしょうか。

また、この経験は今から5年ほど前ですから現在は難しいとは思います。

いずれにせよ、非常にレアで幸運だったのだという理解です。

まとめ

本来は有償で乗る機会が多い方のための制度であるにもかかわらず、カードの年会費のみで継続可能な特異なシステムのANA・JALの上級会員制度。

どちらかが最低搭乗回数を設けるなどの制度改正を行えば、もう一方も変更する可能性が高くなりますよね。

外資系のマイレージ制度が改悪を続ける中、いつまでこの制度を続けていただけるのか疑問になり、今回の記事となりました。

最近はセール時や海外発券を上手く活用できればビジネスクラスの航空券を安く購入することが可能です。

上級会員でもエコノミークラスなのか、ステータスはなくてもビジネスクラスなのか

どちらが良いかと問われますと、飛行時間が長いほど後者がお得。

マイレージ制度やアライアンスにこだわらずに、常に安いビジネスクラスで旅をされていらっしゃる方が、本当の旅の上級者なのかもしれませんね。

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