外国人トラベラーのANA/JAL搭乗記を読むと、なんだかうれしくなってしまう
私は海外のトラベルブログや、トラベルニュース、マイレージブログを読むのが好きで、日課のようになっています。
好きなことなので英文を読むのも苦ではなく、自然な形で毎日英語に触れるので一石二鳥ですよね。
私たち日本人が、海外の旅行記や搭乗記を書くのと同様に、外国人トラベラーが書く日本旅行記や宿泊記録、フライトレビューもインターネット上には溢れています。
海外のトラベルブログは、ブログ筆者がサイトデザインにこだわっている場合が多く、とにかく綺麗で読みやすい。また、旅行記を中心としたブログの場合は、豊富な情報、わかりやすい文章構成に加え、旅に出たくなるような現地の美しい写真が並んでいます。
マイレージやホテルプログラムを中心としたブログの場合は、旅行記はありませんが、宿泊記や搭乗記が豊富です。
航空会社の制度に詳しい方たちのブログなので、搭乗記といえばビジネスクラスやファーストクラスのレビューがほとんどなのですが、中にはエコノミークラスであっても丁寧にレポートしてくださっている方がいます。
外国人トラベラーによる日系航空会社の「エコノミークラス」の反応はどうなのか。
最近読ませていただいたANAのエコノミークラス搭乗記は大変興味深く、また記事を書く上での勉強にもなりました。
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外国人トラベラーによるANAエコノミークラスの搭乗記
拝読したのはこちらのブログ記事。
参考:Flight Review: ANA (787-8) Economy from Taipei to Tokyo
非常に有名なトラベルサイト「The Points Guy(TPG)」からの一記事です。
こちらのブログでエコノミークラスのレビューは珍しいと思ったところ、今回の記事はJT Genterさんという方が書かれたようです。
ユナイテッド航空(UA)でヒューストン発ニューアーク経由香港へ、復路はANAで台北発、羽田経由、ロサンゼルス。さらに乗り継ぎUAでオースティンへという、一般の旅行者には思いつかないようなルートで発券。
これでお値段555USドルということで、海外トラベルサイトを拝読しているとこういう方々がたくさんいらっしゃいます。
ANA便には台北松山空港から搭乗されてようですね。
私も以前利用しましたが、アクセスが良く、非常に便利です。(ビジネスクラス旅行記ですが、当然ながら特典航空券です)
機材はB787-8ということで、エコノミーは3-3-3の配列。
カップルにお勧めのシートも画像があるので分かりやすいですね。
個人的には後ろから2~3列目までは、騒がしいのを避けるため、選択することはありませんがなるほど、33A/Cであれば、窓側に空間があるので2人ならばよいかもしれません。
一番後ろの34はリクライニングできないそうです。
機内食については、英語かつ写真付きのメニュー表の画像をのせてくださっています。
外国人の方にとっては画像があるとよりイメージしやすいですよね。
先日の香港線でも、このようなメニュー表がありました。
サービスについては
From the check-in desk to the gate in Tokyo, the service was top-notch
「top-notch」なんて表現は最高の誉め言葉ではないでしょうか。*top-notch=一流の、最高の
ただ、チェックインやゲートスタッフはエバー航空のスタッフさんだったようで、日本人ではなかったかもしれません。
During the flight, all the ANA flight attendants I spoke with were very friendly and fluent in English.
このコメントで一安心。
外国人の方にも、ANAのCAさんの接客が良いと感じてもらえるとなんだかうれしいですよね。
ブログ筆者さんは、ANA初体験だったようで、そのことをCAさんに話したところ、ちょっとしたプレゼントをいただいたのだとか。
ただ、他の乗客もいる中での出来事だったため、「 over-the-top (やり過ぎ)」かなと感じてしまったとのこと。
飛行機を降りる際に、さりげなくプレゼントしていれば、良かったのかもしれませんね。
一人で搭乗する際はそうでもないのですが、主人とふたり、連休時に搭乗するとCAさんがお声掛けをしてくださることがございます。
欧州線であれば、この先の旅の旅程など。
私たちが特別なわけではなく、ご高齢の方や、小さなお子様連れの方にはCAさんが積極的に話しかけている印象がございます。
「○○様」と名前を調べてから話かけてくださるところなどは、さすが日系航空会社だなと思いますね。
国際線はANAよりJALが人気?
筆者さんのレポートによりますと、ANA初体験は好感触だったようです。
サービスも機内食も、エンターテイメントも満足。
ただし、唯一のマイナス点はやはり「座席の狭さ」。
コメント欄を見ても、外国人トラベラーがANAよりもJALの方が良い!と語っていますよね。
私はそれほどたくさんの航空会社のエコノミークラスを乗り比べたわけではないため、レガシーキャリアのエコノミーなんてどこも同じ。新しければそれでいいよ。と思っていたのですが、JALに乗るとその広さを実感しました。
長距離線のエコノミークラスとなりますと、JALのSKY WIDERは魅力です。
座席の広さが何よりも重要なポイントであるのであれば、ANAよりJALということになるのでしょう。
まとめ
海外のマイレージブログには、搭乗記があふれていますが、その多くはビジネスクラスやファーストクラスのもの。
今回、外国人トラベラーによるANAエコノミークラスのレビューを目にし、うれしくなってついつい取り上げてしまいました。
ただ1点、個人的に気になってしまった点があります。
それは、座席の画像。
何かおかしい?
到着時に撮影した画像だと思ったのですが、これは「搭乗時」の画像なのです。
筆者さんの指摘通り、ブランケットが袋に入っているものといないものがあります。
ブランケットはいつも袋から取り出していた記憶がありますし、先日の香港線でも袋に入っていましたが、最近のANA国際線エコノミーはこういう状態のこともあるのでしょうか。
筆者さんはそれほど気にされてはおらず、ANAの初搭乗は概ね満足だったようですが、個人的にちょっと気になってしまいました。
それにしても、非常に丁寧に詳しくまとめられたレポートですよね。
エピソードが加わると、読んでいて楽しい。
搭乗記を書くのであれば、こんな風に書かなければいけないなと自分の未熟さが恥ずかしくなりました。
とはいえ、今後アップする帰国便の香港→羽田間については、撮影した画像はたったの2枚という恐ろしいほどの手抜きっぷり。
次回の旅行から、なるべく意識したいと思います・・・。