ル メリディアン チェンマイ宿泊記(Review:Le Méridien Chiang Mai)
チェンマイでの宿泊先は「ル メリディアン チェンマイ」。
ふたり旅の場合はスターウッド系ホテルを優先しているため、他の選択肢はございませんでした。
ナイトマーケットに近く、団体ツアー客の姿も目立ったこちらのホテル。
宿泊や周囲の環境など、私的な感想をまとめていきたいと思います。
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ロケーション
メリディアン チェンマイ
108 Chang Klan Road, Tambol Chang Klan, Amphur Muang, チェンマイ 50100 TH
TEL:+66 53 253 666
参考:メリディアン 口コミ (トリップアドバイザー)
予約
チェンマイのホテルは全館禁煙ではないため、煙草を吸わない私たち夫婦にとって「禁煙指定」は必須です。
今回航空券が割高だったため、宿泊費は節約しなくてはなりません。
メリディアンの客室は、下から順にデラックス、アーバン、エアパス、クラブルーム、スイートとなっています。
ということで、当然一番リーズナブルなデラックスにしたところ、キングベッドは満室のためシングル2台のツインルームとなりました。
いつもは朝食抜き、素泊まりの節約プランですが、今回は少し高い程度でしたので朝食付きで予約。
アクセス
旧市街、お堀の東側に位置し、ナイトマーケット近くにあるホテル。
空港からホテルへは、料金固定のタクシーで150バーツ(約495円)。
Uberが利用できるということを到着後に知りまして、帰国時、ホテルから空港へ向かう際はUberを利用しました。
こちらも料金定額の150バーツです。
所要時間は20~30分ほど。
*1B=約3.3円(2017.2)
周辺の様子
ホテルの前にスターバックス、斜め向かいにマッサージ店「Let’s Relax 」、徒歩3分のところにスーパーマーケットの「big c 」がございます。
東側の道路を南北に夜はナイトマーケットとなりますので、遅くまで賑やかな通りです。
メリディアン以外にも周辺に大型ホテルが集まっているため、団体ツアー客を乗せた大型バスの駐車のため、道路が渋滞することがございます。(空港からタクシーでホテルへ向かう際、バスが道をふさぎ立ち往生しました。)
観光客向けのレストランなど、徒歩で散策できる範囲に便利な施設は集まっていますが、夜は大音量のライブミュージック(カラオケに近い印象)が流れており賑やかでした。
静かな雰囲気が良い方であれば、旧市街やニマンヘミンなど別のエリアにした方が良いかと思います。
外観
ロビー・レセプション
19時半ごろにチェックイン。
従業員さんの対応はテキパキとしており、スムーズでした。
チェックアウト時、空港までのタクシーが必要な場合は申し出くださいとのこと。Uberの記事にも記載しましたが、メリディアンであってもホテルにタクシーは待機していません。
一番リーズナブルなお部屋での予約でしたが、
「お部屋はアップグレードさせていただきました。」
とのこと。
SPGアメックスカードを所有していますので、ゴールド特典の恩恵ですね。
客室
ヨーロッパに比べると半分の飛行時間とはいえ、エコノミーですからそれなりに疲れます。
休憩したい気持ちをぐっとこらえ、荷物を広げる前に撮影を済ませておきましょう。
お部屋はキングベッドになっていました。
違いがよくわかりませんが、デラックスからアーバンルームにアップしてくださったのでしょうか。
何故かベッドの上にバスローブ。
足元にバス用の足ふきタオルが敷かれていました。
バスローブを着る文化はない私たち。
申し訳ないですが、クローゼットに戻しておきましょう。
セーフティーボックス。スリッパあり。
ミニバー
お茶セット
ウェルカムフルーツとマカロンはサービスです。
デスク周り
少し休憩した後で、ディナーのために外出。
お部屋に戻り、荷物をデスクの上に置いたときに気が付いたのですが、このデスクの壁にそってアリがゾロゾロ・・・・
前回安いホテルに宿泊した際にもアリさんはいましたが、「安宿だから仕方ないか」と思えました。
メリディアンは高級ホテルではないものの、チェンマイでは良い方のホテル。
それでもアリはいるのですね。
ウェルカムフルーツはラップをしたままの状態ですし、まだこの部屋でなにも飲食していない状態です。
1匹や2匹ではなくゾロゾロと次から次へ行列を作っている状態でしたので、デスクの上にある受話器をすぐに取りました。
フロントに電話をし、説明したところ10分くらいで1Lくらいはあるのではという大きなスプレー缶を持った従業員が来てくださいました。
私のイメージでは小型のスプレー缶で、自分で対処するため滞在中はお借りするつもりだったのですが、
「(アリは)どちらでしょうか?」
「デスク周りと鏡です。」
男性スタッフが慣れた手つきでスプレー。
どうやらそのまま持ち帰るようでしたので、ベッドサイドなども併せて処理をお願いしました。
一通り終えて、チップを渡して終了。
そのままというわけにはいかないため、除菌をし、タオルで拭き掃除、と、到着早々何をしているのでしょうか・・・。
東南アジアではアリは仕方がないことですが、まだ何も飲食していない状況ですから少々ショックでした。
わずかな食べ残しもNG。
翌日はゴミ箱にアリがいたため、飲み物は全て水洗いをして容器を破棄、おやつなど食べ物の包装も2重3重にしたゴミ袋に入れてゴミ箱に破棄しました。
バスルーム
トイレはウォシュレットではございません。
バスルームはバスタブとシャワールームが一緒になったタイプ。
湯船につかり、旅の疲れを癒しました。
レインフォレストシャワーヘッド
アメニティー
朝食
朝食会場は1階。
朝から非常に賑やかです。
サラダ
ベーカリー
麺類
ハム
副菜は日替わりで少しずつ種類が異なりました。
卵料理はこちらでオーダー
ワッフルとパンケーキ
トッピングを指定できます。
ということで、私は贅沢にバナナワッフルをお願いしたところ、チョコレートシロップがかかったご覧のようなボリュームのワッフルを作ってくださいました。
主人はシンプルにハニー&シュガー
2日目の朝(私) こちら+オムレツ
3日目の朝(私)
4日目の朝(私)
朝食の量がだんだん減ってきました。
ちなみに主人の2日目
和食はありませんでした。
朝食会場がとにかく賑やかで混雑していましたので、これなら素敵なカフェでエッグベネディクトなりフレンチトーストなりを食べる朝カフェの方が良かったかなという感想です。
フィットネス施設・プール・SPA
今回の旅は観光を目的としていたため、トレーニングウェアは持参しませんでした。
とはいうものの、とりあえずチェック。
スパもございます。
プールは中国人観光客、ファミリー層が多いかなと予想していましたが、この時は欧米人が主で、皆さん静かにリラックスした時間を満喫しているようでした。
まとめ
従業員さんの対応は非常に良かったのですが、ホテルの老朽化と何より「アリ問題」が気になりました。
東南アジアでは虫は仕方がないですし、ホテルに非があるわけではございません。しかし、まだ何も飲食していない状態でアリが発生していたのは気持ちが良いものではございません。
たまたま運が悪かっただけなのかもしれませんが、少し残念でした。
ただ、電話をするとすぐに駆けつけて対応してくださったのは好印象です。
ホテル周辺にはナイトマーケット、レストラン、マッサージ店、スーパーなど便利な施設が揃っているため便利。
一方で、カフェ巡りやブティックホテルでのステイが目的であれば、ニマンヘミンや旧市街の方が良いかもしれません。
以上、ホテルの評価は人それぞれ重視する点が異なると思いますが、私なりの感想をまとめてみました。