初訪問!カンボジア・アンコールワットを訪れるのが遅くなってしまった理由
今年(2017)のゴールデンウィークは、初訪問の国「カンボジア」。
訪問国数では36カ国目となります。
今回の目的地を周囲に伝えると皆同じ反応。
「えっ?まだ行ってなかったの?」
私の場合は、定期的に訪れている国・街が複数あるため、未訪問国への挑戦よりも好みの街へのリピートが多くなってしまう傾向にあるのですが、カンボジア、アンコールワットはアジアの超人気観光地。どうやら既に訪問済みだと思っていたようなのです。
では、なぜこれほどまでに遅くなってしまったのか。
結論から申し上げますと、「航空会社」や「アライアンス」にこだわったためです。
それでは、アンコールワットの玄関口「シェムリアップ空港」までのルート、航空券選びについて、あーだこーだと述べていきます。
あまり参考にはならない内容ですので、何卒ご了承ください。
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アジアの大人気観光地!近くて物価も安いカンボジアにも関わらず・・・
海外の人気観光地として、常に上位にランクインするカンボジアのアンコールワット。
ペルーのマチュピチュ、エジプトのピラミッド、フランスのモンサンミッシェルなどなど、一度は行ってみたいと挙げられる観光地はたくさんございますが、日本からヨーロッパや南米、アフリカは時間的にも旅費の面でも誰でも気軽に行くことができるわけではございません。
一方で、東南アジアのカンボジアであれば、弾丸旅行も可能ですし、何より物価が安いので行こうと思えばいつでも行ける。
にも関わらず、こんなにも訪問が遅くなってしまったのは、私のこだわりが大きく影響したからです。
日本ーシェムリアップ航空券
アンコールワットへの玄関口となるのは、シェムリアップ(REP)。
長年に渡り、旅を計画しては諦めるを繰り返していましたので、航空券を検索する際に必要な空港の3レター(REP)は覚えてしまいました。
空からアクセスする場合、2017年5月現在、日本からシェムリアップへの直行便はなく、アジアの他都市経由で行くか、ANAのプノンペン線+プノンペンから国内線で乗り継ぐ方法をとることになります。(*3都市、4都市を経由して、プノンペンまで行き、そこから国内線というルートを除く)
マイルで行くのは難しい
アンコールワットへは主人と行くつもりでしたので、旅に出る機会はゴールデン・ウィークかお盆休み。
航空券の値段が高く、混雑するこの時期を好んで選んでいるのではなく、有給が取りづらい環境なので仕方がありません。
とはいえ、余裕があるわけではございませんので、繁忙期に旅に出るために早々に上級会員資格を取得し、特典旅行をしていたわけですが、シェムリアップは特典ではルートを作りづらい街だったのです。
シェムリアップ 就航航空会社
最近でこそワンワールド系にも搭乗しますが、我が家は夫婦共にANAのスーパーフライヤーズ本会員。
長年スターアライアンス航空会社で旅をしてきました。
大好きなタイ、快適なシンガポール、親日の台湾と、ANA以外でもアジアのスターアライアンス網は非常に便利。
カンボジアは東南アジアですから、タイ国際航空やシンガポール航空でと思いますが、これがダメだったのですね。
こちらは、シェムリアップ空港の就航航空会社一覧です。
中国経由や、LCC、アライアンスに加盟していない航空会社が並びます。
タイやシンガポールもあると思い気や、タイの場合は運航がタイスマイル、シンガポールはシルクエア―となるためスターアライアンス特典航空券では発券できません。
以前はここにアシアナ航空がございましたので、ソウル経由でなら検討できたのですが、今は就航していないようですね。
公式サイト:アシアナ航空 アジア就航都市
全区間をアライアンスに加盟している航空会社でということになれば、一番便利なのはスカイチーム、ベトナム航空ということになるのでしょうか。
ANAがカンボジア・プノンペンに就航! でもマイルで行くなら国内線は別途購入
スターアライアンス特典航空券で行けないのなら・・・と長年後回しになってしまったシェムリアップ。
ANAがプノンペンに就航しましたので、プノンペンまではマイルで行くことが可能ですが、プノンペンーシェムリアップ間はアライアンスに非加盟の航空会社です。
このため、国内線区間は別途購入しなければならず、またLCCのように決して安くはありません。
別発券となってしまう手間を考えますと、短期旅行の場合には不向きです。
シェムリアップまでは、航空券を素直に購入
今までは繁忙期は節約のため、可能な限りアワード旅行をしたいと考えていました。
また、なるべく中国経由は避けたい、アライアンスに加盟している大手航空会社を利用したいというこだわりがございました。
しかし、何かを諦めなければいつまでたってもアンコールワットに行くことができません!
今年に入り、たまたまゴールデンウィークの航空券を検索したところ、ANAのプノンペン経由のチケットが非常に安いことが判明。
予約クラスは低いものの、お値段なんと約57,000円/人です。
2月のチェンマイよりも安いではありませんか。
プノンペンーシェムリアップ間が、カンボジアアンコール航空ということで、不安がございましたが飛行時間は1時間未満。
このチャンスを逃せば、また遠のいてしまうと思い、思い切って購入となりました。
経由地、航空会社にこだわらなければ繁忙期でもこの価格
先ほどのシェムリアップ空港就航航空会社一覧からも、中国系やLCCが複数就航しているのがわかります。
試しにお盆休み、8月12日(土)発で検索してみたところ
検索結果:スカイスキャナー
エアアジア、香港エクスプレスを利用するのであれば5万円台で可能なようですね。
次点が中国南方航空となっています。
関空発の場合は少しお安くなりますが、やはりエアアジアと中国南方航空
福岡の場合は中国東方航空がお安いようです。
東南アジアのベストシーズンは12月~1月。
12月上旬で調べてみると、羽田発で3万円台となっていました。
まとめ
アジアの人気観光地ではあるものの、航空会社にこだわりがあったため長い間行くことができなかったシェムリアップ。
ANAのプノンペン線ができたことで、スターアライアンス派の方にとっては行きやすくなったかと思います。
あちこちに点在する遺跡を巡り、暑さでバテバテになったアラフォー夫婦は
「何故もっと体力のある若い時に行っておかなかったのだろうか・・・」
と後悔しましたが、それでもやはり思い出に残る大満足の旅となりました。
旅の様子や、飛行機の乗り継ぎレポートなどは随時アップしていきますので、ご興味のある方は引き続きご覧いただけると幸いです。