プノンペン国際空港での乗り継ぎと施設~レストラン、カフェ、手荷物預かりは?
カンボジアの首都、プノンペン国際空港での乗り継ぎレポートです。
今年(2017)のGWはANAのプノンペン線+カンボジアアンコール航空でシェムリアップへ行ってきました。
旅行に際し、心配だったのがプノンペン国際空港での乗り継ぎです。
そこで、空港内のレストラン、カフェ、SIMカード情報、手荷物預かり所、ラウンジの有無、入国VISAについてなど、実際の流れをまとめてみることにしました。
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ANAでプノンペン国際空港に到着 国内線へ乗り継ぎ
入国審査、手荷物受け取り
ANAのプノンペン線を利用する方の中には、私と同様最終目的地がプノンペンではなく、アンコールワットの玄関口であるシェムリアップ空港という方も少なくないかと思います。
そこでまず一つ目の疑問は、
「入国審査はプノンペン?それともシェムリアップ?」ということ。
日本からアンコールワットへはタイやベトナム、マレーシア、中国などから直接シェムリアップ空港へ向かう方も多く、その場合はカンボジアの入国手続きがシェムリアップであることに疑問はございません。
ところがANAのプノンペン経由の場合は入国審査は「プノンペン」。
また、スルーチェックインができないため、荷物を預けている場合は一旦引き取らなくてはなりません。
プノンペンにて入国審査、手荷物の受け取り、税関・検疫検査が必要です。
到着ロビーを出て左手側にお進みになり、出発ロビー内の国内線チェックインカウンターへお進みいただき、搭乗手続きをお済ませください。
公式サイト:プノンペン国際空港の施設案内(ANA)
カンボジア入国にはビザが必要
忘れてはいけない重要な事が、カンボジア入国にはビザが必要だということ。
空港で取得が可能なため、シェムリアップ空港で入国手続きであれば混雑していても待てば良いだけのこと。
すでに目的地に着いていますので安心です。
ところが、プノンペンで入国審査がある場合には、その後に乗り継ぎがございます。
今回は安心のためにも、都内にあるカンボジア大使館で事前にビザを取得しておきました。
観光シングルビザは3,900円。(2017.4)
ビザには30ドルと記載がございましたので、少々割高です。
プノンペン空港到着後、ビザを取得している場合はそのまま入国審査へ、アライバルビザを申請する場合は近くにある申請所で購入手続きをいたします。
ツアーやお仕事、また私のように心配性な方は事前に取得してるため入国審査へと進みましたが、申請所へと向かう方も複数いらっしゃいました。
ANAの機内では、CAさんがビザの申請書類を配っていましたので、敢えて事前取得しておく必要はないように思いました。
こうして、入国審査、荷物引き取りを終え、税関を抜けると空港の外に到着します。
出口の目の前にSIMカード売り場がございますので、必要な方はこちらで購入しておくと良いですね。
【追記】最近の海外旅行では、日本で事前にSIMを購入してから渡航するようにしています。
荷物預かりなし
当初のスケジュールであればスムーズな乗り継ぎとなるはずだったのですが、時間が変更となり約5時間の待ち時間が発生。
荷物を預けて近隣を散策してみようかと考えたものの、空港のホームページを見ても手荷物預かりの記載がございません。
Luggage Storage & Lockers – According to a message we received in November 2016, the airport no longer offers luggage storage due to security concerns.
こちらのサイトを見ると、荷物預かりはなくなったとのこと。
実際、空港のインフォメーションで尋ねましたがロッカーも保管場所もございませんでした。(2017.4)
荷物が少なければ、トゥクトゥクに乗り周辺をちょっと散策してもらうなども可能ですが、今回は大きなスーツケースを持っていたため大人しく空港で過ごすことにいたしました。
カフェ・レストラン
国内線のチェックインカウンターがオープンするのは1時間半前。
それまでは荷物を持ったまま、空港内で過ごすことになります。
幸い、プノンペン国際空港はまだ新しく、きれいなターミナルです。
SIMカードを購入し、ネット環境を整えていましたのでカフェで過ごすことにしました。
夕方になると、先程の出入り口で見つけた「吉野家」へ。
お味噌汁とミネラルウォーターがついた牛丼セットが7ドル(約805円)
唐揚げサラダ:3.2ドル
牛丼(レギュラーサイズ):5.5ドル
アンコールビール: 3.5ドル
* 1USD=約115円(2017.4に日本で両替)
吉野家の他、ピザやファーストフード店など、食事場所には困らないかと思います。
カンボジア国内線からANAに乗り継ぎ
シェムリアップからプノンペン空港に到着し、ANA便へと乗り継ぐ場合も荷物の引き取りが必要です。
往路でチェックインが始まるのが遅かったため、到着時には再度吉野家へ。
丼だけでなく定食メニューもございます。
照り焼きサーモン定食:8ドル(約920円)
ゆっくりと食事をしてから、出発カウンターに向かった所、既にチェックインが始まっていました。
再び荷物を預け、プノンペン空港で出国手続きとなります。
国内線ターミナルは質素でしたが、国際線は免税店やレストランなど複数のお店がございました。
ラウンジ
ANAのスーパーフライヤーズ会員、スターアライアンスゴールド会員であれば気になるのがラウンジについて。
往路は国内線への乗り継ぎ、アライアンス非加盟のカンボジア・アンコール航空のためラウンジは使用できません。
そもそも、国内線ターミナルにはラウンジがございません。(2017.4)
復路であれば、国際線ターミナルですので共有ラウンジが利用可能。
プライオリティーパスをお持ちの方も入室可能となります。
搭乗記
まとめ
アライアンス間での便利な乗り継ぎや、ハブ空港での移動に慣れていると小さな空港では勝手が異なり戸惑うこともございます。
手荷物預かり所さえあれば、空港周辺を散策できたのですがセキュリティー上の理由からということで仕方がないですね。
以上、プノンペン国際空港での国内線乗り継ぎの流れでした。