BAストライキのため、カタール航空機材&乗務員による運行でウィーンからロンドンへ
ドイツ、ノルウェー、ラトビアに続き、今回の海外発券地はオーストリアのウィーン。
7月のドイツ&スロバキア旅の復路航空券は、ウィーン発日本行きの航空券で始まります。
ところが、第一区間目のウィーンーロンドン間がBAのキャビンクルーストライキ便となり、思わぬ形でカタール航空を再度利用することとなりました。
それでは、フライトレビューを含め、当日の様子を振り返っていきたいと思います。
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チェックイン
ブラチスラバを朝出発したバスは、遅延することなくウィーン空港に到着。
バスはオーストリア航空などが使用するターミナル3に到着しますが、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はターミナル1を利用するため徒歩で移動。
フライトスケジュールは11:55発ですので、2時間前の9:55に到着すれば十分なのですが、心配症な私は9時前に到着。
ウィーン空港ーブラチスラバ間は45分のバス旅とはいえ、何が起こるかわかりませんので7:45発の便を予約していました。(8:30に到着)
チェックインカウンターはオープン前ということもあり、近くのカフェで休憩。
旅慣れていらっしゃる方であれば、このような時間のロスを回避するのでしょうが、私は十分すぎるほどの時間を確保しておかないと不安な方で、ギリギリで焦るよりも待つ方が良いのです。
そろそろチェックインが始まる頃だと思いまして、カウンターへ移動。
スタッフはデスクに待機していますが、手続きはまだ始まっていません。
ようやく手続き開始と思いきや、前に並んでいたご夫婦が手続きを断られていました。
「ロンドン行きの方だけ手続きをしてください。乗り継ぎがある方は待機してください。」とのこと。
アプリを見ると、10分ほど遅延表示が出ていましたので、理由はわからず待っていましたが、この日は乗り継ぎ客が多いようで、なかなか手続きが進まず(チェックインができない)、次第に長蛇の列となります。
そうこうしていると
「ロンドンへ行く方と、乗継便が16時以降の方だけチェックインしてください。」
とのこと。
私のフライトは15:45のため、引き続き待機です。
この頃になると、飛行機が遅延しており、いつ出発できるか不明。乗り継ぎできない可能性のある乗客は、ウイーンでリブッキングの手続きをするため、チェックインを停止しているということがわかりました。
エジンバラへ行くご夫婦、ロサンゼルス、フィラデルフィアへ向かう女性、デンバーへ行くご家族、香港へ向かう男性などなど、こういう時には連帯感が生まれ、お互いの状況を情報交換したりしますよね。
チェックインできるのをひたすら待っていましたが、私はリブッキングが必要とのこと。
振替は覚悟していたため、待っている間に代替便をリストアップしていました。
ロンドン線は遅延はするもののとりあえず出発はするようなので、それ以降の便を希望便に振り替えていただきどうにかチェックイン。
ラウンジ
同じく乗継便を変更したご夫婦と一緒にラウンジへ。
Dゲートにある共有ラウンジです。
フライトインフォメーション
航空会社 | ブリティッシュ・エアウェイズ |
便名 | BA607 |
飛行区間 | ウィーンーロンドン(VIE-LHR ) |
クラス | エコノミー(M) |
スケジュール | |
飛行時間 | 2時間30分 |
機材 | *** |
航空券代金 | 106,000円 |
マイレージ加算先 | BA |
積算マイル数 | 390(ベース)+390(ボーナス)=780 |
ティアポイント | 10 |
*航空券代金はウィーン発東京行きの往復航空券。最終区間はウィーンではなく他のヨーロッパ都市にしてオープンジョー発券しました。
夏のピーク時かつウィーン発券ということで、オトク感はあまりございません。
*積算マイル(アビオス)数は、一般会員の390に、シルバー(ワンワールドサファイア)のボーナスが加算されます。
ボーディング
約1時間ほど遅延したBA便。
ボーディングブリッジではなくバスでの搭乗となります。
利用する機材はカタール航空。
ストライキ期間中は、同じワンワールドのカタール航空から機材と乗務員をリースし運行するということはニュースで知っていましたが、自分の利用する便が該当し、かつ遅延してしまうとは。
座席/シート
機内に入ると、香港へ行くと言っていた男性が声をかけてくださいました。
無事に乗継便を予約できたことを報告。
男性はビジネスクラスだったようです。
機材はA320。
カタール航空のCAさんが出迎えてくださいます。
機内食
BAの欧州区間フライトは機内サービスが有料なのですが、今回のイレギュラーなフライトでは飲み物のサービスが無料でした。
まとめ
つい最近のBAのITシステムエラーによるヒースロー空港の大混乱が頭をよぎり、どうなることかと思いましたが、遅延はしたものの飛行機は無事にヒースローに到着。
カタール航空機材&乗務員さんによるウィーンーロンドン間のフライトという珍しい経験ができました。