ウィーン空港から市内へ!ミッテ駅で荷物を預け、乗り継ぎ5時間で観光!
ウィーン空港での乗り継ぎ時間は5時間30分。
短い時間ではございますが、空港で待っているのはモッタイナイ!
わずかな時間を有効活用ということで、少しだけウィーン市内を散策してまいりました。
それでは、乗り継ぎ5時間で楽しむウィーン旅行記の始まりです。
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ウィーンに到着 空港待機?それとも市内へ?
14:25 リトアニア・ヴィリニュスからウィーンに到着
OS834便はウィーン国際空港に無事到着。
乗り継ぎ便は19:55発。
ラウンジで待つか、市内へ出るか。この段階でも決めかねていた私。
当然ながら希望としては市内散策ではございますが、主人の意見を尊重ということで最終確認をします。
「せっかくだから、行ってもいいよ。」
今回の旅は、複数都市を周る慌ただしい旅行ですので申し訳ないと思いながらも、了解が出ましたので市内へ出ることに決定です。
ウィーン空港から市内への交通手段 所要時間16分のCITY Airport Train
公式サイト:https://www.cityairporttrain.com/en/home
私たちに与えられた時間はわずか5時間。
交通手段は割高ではございますが、空港直結で所要時間約16分のCITY Airport Train一択です。
飛行機到着は14:25。
空港の手荷物預かりでキャリーケースを預け、15時9分の便には乗れるだろうと考えていました。
飛行機を降り、出口へと向かいます。
ウィーン空港はつい数週間前に来たばかりということもあり、CITY Airport Trainの場所や券売機の場所の記憶も鮮明です。
切符を購入し、到着ターミナルに出たところで
「39分に乗れるのではないだろうか?」
と思い、到着ターミナル地下の駅まで小走りに。
結果、扉が閉まる直前に車内へ入ることができました。
運賃は往復で21ユーロ/人(約2,793円)。
*1Euro=133円(2017.8)
尚、片道の場合は12ユーロ、ネットから購入する場合は11ユーロ/19ユーロと若干お安くなるようです。
ウィーン・ミッテ駅のコインロッカーで手荷物を預けよう
空港の手荷物預かり所へ行く時間がなかったのですが、ミッテ駅にはコインロッカーがあることは調べていました。
ということで、到着後はロッカーへ。
機内持ち込みサイズのキャリーケースが2つ入る大きさで2.5ユーロ(約333円)です。
私たちは、預け入れではなく機内に持ち込みたかったため、手荷物預かりを利用しましたが、預け入れの場合はミッテ駅でチェックインが可能のようです。
15:00 ウィーン市内を散策
荷物を預け、ミッテ駅を出発したのが15:00。
1時間前はまだ空の上だったことを思うと、空港ーウィーン市内のアクセスがどれほど便利かがわかりますね。
リトアニアの朝夕は肌寒いくらいだったのですが、この日のウィーンは真夏日。
気温は30度を超えています。
日差しがきついとはいえ、風さえあれば木陰は涼しいというのがヨーロッパの良いところ。
最近はヨーロッパの小都市、旧市街を好んで訪れているため、久しぶりのウィーンは大都会に感じてしまいます。
人混みは苦手。ついつい小路を選んで散策してしまいますね。
シュテファン大聖堂
ミッテ駅から約1km。景色を眺めながらゆっくりと歩いて20分程度でしょうか。
シュテファン大聖堂に到着しました。
ヨーロッパの都市の中には、馬車で観光できる街が複数ございますが、ウィーンもそのひとつ。
とはいえ、未だかつてどの都市でも一度も経験したことがございません。
尚、大聖堂周辺は馬車の停車場になっているようでして、写真撮影には良いのですが、たくさんのお馬さんがいるということは・・・・
匂いに敏感な方は少々辛いかもしれません。
あと、足元にも要注意です。
DO&CO Hotel Vienna
シュテファン寺院の斜め向かいにはDO&CO Hotel Vienna(ドー & コー ホテル)。
デザインホテルズ加盟のSPGカテゴリー5のホテル。
観光とショッピングが目的であれば最高の立地ですね。
Kärntner Str ケルントナー通り
ケルントナー通りには、ショップやお土産屋さん、レストランが軒を連ねます。
気になったお店をチェックしつつ、先へと進みましょう。
Café Sacher Wien(カフェ ザッハー)
オペラハウスの手前にあるのがホテル・ザッハー。
カフェでザッハートルテをというのが、ウィーン旅行の定番中の定番だと思いますが、時間は15:40。
カフェタイムのちょうどよい時間ということもあり、予想通りの行列です。
以前訪れたことがございますし、どうしてもここでないとというわけではありませんでしたので、行列回避ですぐ角を曲がったところにあるこちらのカフェへ。
Café Mozart (カフェ モーツァルト)
暑いにもかかわらず、やはり人気のテラス席。
とはいえ、店内は比較的空いているようですがご覧のような予約席もあるため、案内されるまでは待機です。
こちらがメニュー。
以前カフェザッハーを訪れた際、迷うことなく「コーラ!」と言った主人に、「雰囲気が・・・」と駄目出しをした私ですが、人のことは言えません。
暑いので「冷たい」モノが飲みたい!
アイスコーヒーをいただきました。
モーツァルトトルテ
お値段は3品で18.5ユーロ(約2,461円)。
レシートには”TIP IS NOT INCLUDED!”の文字が記載されています。
ウェイターさんは持ち場が決まっており、注文・支払いには時間がかかりますので、こういう場合はお釣り不要の現金払いが無難。
20ユーロをテーブルに置き、この場を後にしました。
オペラハウス
帰りに再びザッハー前を通りましたが、やはりこちらは行列ですね。
とはいえ、初めてウィーンを訪れるというような場合には、「ザッハーでザッハートルテをいただく」というのは一つの観光プラン、必須事項でもあるかと思います。
時間帯をずらせば並ばずに入れるようですね。(数年前の記憶ですが、私たちは朝訪れたような気がします。)
さて、ザッハーの向かいにあるのがオペラハウス。
初めてウィーンを訪れたのは、学生時代のヨーロッパ周遊バックパッカーひとり旅。
地球の歩き方ヨーロッパ編と、トーマスクックの時刻表で旅をしていた時代です。
格安の立ち見券をGetするため、建物裏手で並んだ記憶が蘇ってきました。
あの頃と比較すると、体力がなくなりホテルも飛行機も少し贅沢にはなりましたが、旅への想いは今も昔も変わりません。
弾丸旅は終了、ぐるり別ルートでミッテ駅へ
さて、あっという間の散策もそろそろ終了。駅へと戻りましょう。
宿泊は幻となってしまったHotel Bristolの隣の道、マーラー通りを進みます。
大通りを歩いていると、立派な建物を発見。
残念ながら一生ご縁がないであろうリッツカールトンホテルでした。
観光に便利な立地ではございますが、少し離れているため BristolやDO&COよりも静かに過ごせそうですね。
こんなホテルに宿泊出来たらどんなに優雅なウィーン旅になるのでしょう。
と口コミを拝見させていただくと、日本語での投稿も多数ございました。
さて、ミッテ駅まではあと1キロほど。
Johannesgasse(ヨハネスガッセ)通りを進むと、目の前にはまたまたラグジュアリーホテル。
なんだか敢えてこのルートにしたような感じがしますが、あくまでも偶然です。
インターコンチネンタルホテルの外観は、少々寂しい感じですね。
マークがなければ、見逃すところでした。
とはいえこちらも人気のラグジュアリーホテル。
日本語のレビューも多数掲載されています。
16:36 ウィーン・ミッテ駅から空港へ
駅に到着。コインロッカーで荷物を回収し、再びCITY Airport Train乗り場へと向かいます。
時間を確認すると、またしてもギリギリ間に合いそう!
ということで
16:36発の列車に乗車。
出発2分前でした!
オーストリアンラウンジでシャワー バンコクへと出発
空港到着後はラウンジへ直行。
シャワーをお借りします。
今回、シャワーが必要なければ、もう少し観光する時間に余裕があったのですが、次の目的地はヨーロッパではなくバンコク。
長距離移動となりますのでシャワーは必須。
早めに空港に戻ることとなりました。
19:25 ボーディング開始。
弾丸ウィーン旅行は無事に終了しました。
まとめ
以上、乗り継ぎ時間5時間30分で楽しむウィーン旅行の様子をまとめました。
ウィーンはヨーロッパ有数の観光都市。
初めて訪れるという場合はこのような周り方はオススメできませんが、リピート旅の場合、少しでも街の雰囲気を味わいたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ウィーン空港は小さな空港で、市街地からも近いため、乗り継ぎに5時間あれば今回のような旅は可能です。
預ける荷物がない、ラウンジは利用しないという方であれば、もう少し余裕がありますね。
また、私は歩いて散策することも海外旅行の目的なので、ミッテ駅からは徒歩で移動していますが、訪れたい場所が決まっている場合は、タクシー利用をすれば、さらに時間の節約になります。
ということで、乗り継ぎ時間に余裕のある方は、ウィーン市内まで出てオマケの観光を楽しむのも良いのではないでしょうか。