スカンジナビア航空orエアベルリン?ANA・SFCで預け入れ荷物一つ無料!SASでコペンハーゲンへ
ベルリンから次の目的地、デンマークのコペンハーゲンまでは飛行機で約55分。
イミグレーションがないため国内線感覚の移動となります。
両都市を結ぶ航空会社は複数あり、予約をした9月の段階ではまだエアベルリンも選択できる状況でした。
とはいえ、いつ欠航になるかもしれない航空会社を選ぶのはリスクがございます。
ここは「安心」をとって、SASスカンジナビア航空を選びました。
それでは、テーゲル空港でのチェックイン、ルフトハンザラウンジ、搭乗記へとまいりましょう。
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予約
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ベルリンーコペンハーゲン間の航空券を予約したのは約1か月前の9月。
希望日のフライトスケジュールと料金を確認すると、ご覧のような状況でした。
ここから各航空会社の予約ページに進むと、若干の手数料が加わりますがおおよその料金はわかります。
なるべく早い時間帯に出発したいと思ったものの、7:10発のeasy jetはテーゲル空港発ではなくシェーネフェルト空港。
また、このお値段は預け入れ荷物なしの料金のため、イージージェットは却下。
次の9:20発はワンワールドのエアベルリン。
時間帯はまさに理想的です。
その次の13:20発もエアベルリンですね。
これがほんの数か月前であれば、迷うことなくエアベルリンを選択していましたし、10,000円以上であればブリティッシュエアウェイズ4,500AVIOS(マイル)を使って特典予約していました。
ところが、8月下旬に破産申請中であることが発表され、特典予約も利用不可となります。
9月のこの段階ではまだ運航は継続していましたが、いつ終了するかわからない航空会社のフライトを選ぶのは不安です。
こういう事情も加味されてか、SASはいつもよりも強気の価格設定となっていましたが、安心を購入するつもりでスカンジナビア航空を選択。
短期間旅行での飛行機選びは安ければ良いというものではございませんので、その他で節約することにしましょう。
*後日談:2017年10月28日、エアベルリンは運航を停止いたしました。
SASは1日2便あり、21:10の方は約半額でしたが、スケジュールを優先。
13:35の便を予約しましょう。
前回オスロ発着路線でSASを購入する際に調べた「SAS GO Light」運賃。
欧州内路線だけを購入する場合、LCCだけでなく一部の大手航空会社も預け入れ荷物なしの運賃を販売しています。
前回は念のため荷物込の「SAS GO」プランで購入しましたが、何しろ今回のコペンハーゲン線はお値段が高い。
ということで、「SAS GO Light」を選択しました。
スターアライアンスゴールド会員の場合、「SAS GO Light」でも荷物を一つ預けることが可能です。
【追記】→2018年5月7日から特典廃止
こういう一つ一つの小さな特典が、エコノミーで海外旅行をするバジェットトラベラーの強い味方なのです。
また、予約時にゴールド会員のマイレージ番号を入力しておくと、座席指定も無料となります。
たった55分のフライトですから、指定できなくても構わないとはいえ、無料のサービスですからサクッと指定しておきましょう。
1か月前でもご覧のように選び放題ですね。
個人的にはANAもJALも他の航空会社のように座席指定を有料化し、その分運賃を下げていただきたい。
そうすれば、シート選びを重要視しない方はチェックインまで選択をしないでしょうから、直前予約でも通路側の選択肢ができるような気がします。
チェックイン
テーゲル空港に到着。
前回のオスロ以外にも、ストックホルム線などでテーゲル発のSAS便を利用したことがあり、その際にはターミナルがお隣だったのですが、この日はAターミナル。
ちなみにオスロ線もAとなっていました。
エアベルリンの影響か否かは不明ですが、Aということはボーディングブリッジからの搭乗になるでしょうからラッキーです。
出発は13:35。
チェックインが始まったのは12:10。
スローペースは相変わらずです。
あまり時間はありませんが、ラウンジに寄っていきましょう。
ラウンジ
今回はスターアライアンスなので、ルフトハンザラウンジへ。
ホテルの朝食10ユーロを節約したため、こちらでブランチ。
欲張り過ぎですね。ちなみにこの後デザートもしっかりいただきました。
フライトインフォメーション
航空会社 | SASスカンジナビア航空 |
---|---|
便名 | SK1674 |
飛行区間 | ベルリンーコペンハーゲン(TXL-CPH) |
クラス | エコノミー |
スケジュール | 13:35-14:3 |
飛行時間 | 55分 |
機材 | A320 |
航空券代金 | 約13,000円 |
ボーディング
チェックインカウンター横の出入り口からセキュリティーチェックへと進みます。
検査を抜けるとすぐに出発ゲート。
私の前に中国人の男性がいたのですが、ラウンジはどこだと係員に尋ねています。
外だと言われると、セキュリティーを逆走。
そのまま去っていきました。
ルフトハンザやブリティッシュエアウェイズが利用するメインターミナルのAには制限区域内にラウンジがないため、初めて利用する方は同じような失敗をしてしまいますよね。
まさかここがドイツの首都空港?と驚くほどのコンパクトさです。新空港の開港はいつになるやら。しかもエアベルリンが破産という・・・
座席/シート
少し遅れてボーディング。
シートは3-3配列です。
コンフォート座席はこちらから前の数席。
シート自体は同じですからお得感はありません。
この日の搭乗率は8-9割程度といったところ。
有難いことに隣席は空席でした。
周りはお一人の方、パソコンを開いてお仕事をしている方が多く、飛行中は極めて静か。
ベルリンーコペンハーゲン間もビジネス需要がありそうですね。
隣席空席に加え、静かな環境ということで文句なしの快適フライトです。
機内サービス
コーヒー、紅茶はサービス無料。
珍しく紅茶をいただきました。
SASのロゴ入り紙コップが何気に嬉しい。
*スターアライアンス機内食
コペンハーゲン空港到着
離陸は遅れたものの、14:40にはカールスバーグの大きな広告とご対面。
あっという間のフライトでした。
このままスムーズに到着階へと思い気や、荷物が遅れているようでモニターには20分待ちの案内。
ここで時間のロスがございましたが、無事にスーツケースをピックアップできたので一安心。
切符を買って、鉄道のホームへと向かいました。
まとめ
ベルリンーコペンハーゲン間は、約1時間のフライトでワンワールドであればエアベルリン、スターアライアンスならSAS便と好みのアライアンスによって使い分けが可能でした。
エアベルリンが撤退してしまったので、テーゲル発の選択肢が少なくなることが残念です。
シェーネフェルト空港を利用するのであれば、easy jetとノルウェジアンがございます。
機内持ち込み荷物だけという方であれば、リーズナブルに欧州区間を移動することができますね。
今回のSAS便は、バス移動でなくボーディングブリッジを使用、隣席空席、周囲の環境も良くロストバゲージなしということで、大満足のフライトでした。
エアベルリンと比較すると倍の価格ではございましたが、安心をとって正解だったと思います。