国際線は42区間!今年利用した航空会社~ワンワールド、スターアライアンス、スカイチーム
今年(2017)はなるべく安い航空券を購入し、旅の回数を増やしたり、経由便で乗り継ぎ都市での観光も楽しむという戦略をとったということもあり、今までで最も多く国際線に搭乗した年となりました。
総まとめということもあり、搭乗履歴を確認したところ、その数42フライト。
カンボジア、スロバキア、ラトビア、リトアニアと訪問国数も4カ国増え、充実の年だったと思います。
個人旅行の楽しみの一つは飛行機やホテル、現地の交通手段など、旅のパーツを自分自身で組み立てていくこと。
私の場合は航空会社は○○航空!というこだわりはございませんので、価格とアライアンス、スケジュールや経由地を検討しながら航空券を購入しました。
その結果、アライアンスに関しては3アライアンス全ての航空会社を利用したことになります。
初めて利用した航空会社、最初で最後となってしまった航空会社など、今年のフライトを振り返ってみたいと思います。
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ワンワールド
ブリティシュ・エアウェイズ
搭乗回数が最も多いのは間違いなく「ブリティッシュ・エアウェイズ」です。
今年のサファイアステータス維持に関しては、達成が無理なら仕方がない。なるべく安くヨーロッパへ行き、渡航回数を増やせればよいと考えていました。
短い期間でも旅行頻度が増えれば、未訪問の国を新規開拓することができます。
私の旅先・期間とブリティッシュ・エアウェイズの相性が良く、一番安くてマイルも貯まるフライトというのがBAでした。
ステータス維持のために割高な航空券を選んだり、目的地を変えたりすることなく、自然な流れでBAを選択できたことは大きなメリットです。
2018年も、シルバー会員の維持は考えず、1カ国でも新しい国、1都市でも新しい街へを目標に旅ができればよいなと思います。
フィンエアー
フィンエアーは初めての利用。
フライト便名はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、運航はフィンエアーという航空券を選びました。
フィンエアーの魅力はなんといっても飛行時間が短いこと。
大阪や名古屋からも就航している貴重な欧州系エアラインですね。
スペインやイタリアなど南ヨーロッパへ行くには不向きですが、北欧や東欧であれば是非とも検討したいエアライン。
フィンランド旅行が目的でなくても、乗り継ぎ時に1泊してヘルシンキ観光をするスケジュールにすれば、よりオトクです。
JAL
エコノミークラスで長距離線に乗るのであればANAよりJALという方は多いかと思います。
シートピッチが広いので、他社のエコノミーよりも余裕があり、かつCAさんのサービスも良い。
JALを選ぶメリットは十分承知していますが、どうしてもお値段がネックとなります。
同じ路線を比較すると欧州系よりも割高なため、航空券を購入する際は欧州系、特典で利用するならJALと使い分け。
今年は羽田ーバンコク線、バンコクー羽田線、ヘルシンキー成田線と3区間で利用しましたが全て特典航空券です。
BAエコノミーでコツコツとマイルを貯めて、特典はJALで使用というのは、悪くないかなと思います。
エアベルリン
最初で最後のフライトとなってしまったのが、エアベルリン。
残念ながら今年経営破綻したため、ドイツはルフトハンザの独占市場となりましたね。
エアベルリンでグダニスクやブダペストなども検討していただけに残念です。
マレーシア航空
今年最後の旅で利用したのがマレーシア航空。
以前から機会があればとセール情報には敏感になっていました。
年に何度も実施されるマレーシア航空のセールでは、ビジネスクラスの東南アジア行き(バンコク、シンガポール、ジャカルタ、バリ島など)が約10万円となっています。
今年1年欧州線エコノミーでコツコツ切り詰めていたということもあり、最後の最後はバンコク行き航空券を奮発して購入しました。
成田ークアラルンプール間は、フルフラットシートでしたので、移動も快適です。
バンコクやシンガポールなどは、LCCでお得に旅することができるため、この区間にビジネスクラスは贅沢な気もします。
私の場合はあくまでも行きたい街、好みで選んだために、バンコク線となりましたが、同じ価格なのであれば、火山が心配なもののバリ島がオトクなのかなという気がします。
スターアライアンス
ANA
ANAは香港往復と、プノンペン往復、イレギュラーなロンドンー羽田と、ビジネスクラスの羽田ー香港線の計6フライト。
ヨーロッパ線は、安いワンワールドエアの航空券を購入していますので、ANAに乗る機会はないのですが、遅延決行時の振り替えでロンドンからのANA便に乗ることができました。
プノンペンー羽田線は、リーズナブルなエコノミークラスを購入したにもかかわらず、インボラアップグレードでビジネスクラスに。
通常、毎年の搭乗履歴がないようなSFC会員では、こういう機会はなかなかありませんが、ゴールデンウィークという期間、路線、当日のダイアモンド会員さんの有無など、全ての要素がプラスに作用し、二人揃ってインボラとなりました。
タイ国際航空
2月のチェンマイ行き4区間と、夏休みのアジアヨーロッパ周遊の最後の区間、バンコクー成田で利用したのがタイ国際航空。
ヨーロッパとタイが好きなのであれば、単純にTGの航空券を購入し、ストップオーバーすれば良いのではと思うことも。
ANAのマイルを使ったヨーロッパ行きでは、タイ経由にすることが多々あるため、スターアライアンスの中では利用する機会が多い航空会社です。
スカンジナビア航空
オスロからベルリン、ベルリンからコペンハーゲンと今年は2度お世話になったスカンジナビア航空。
LCCのノルウェジアンと競合関係にあるためか、欧州区間はリーズナブルに利用することが可能です。
手荷物料金のみの「SAS GO Light」運賃のチケットを選択しても、スターアライアンスゴールドであれば、預入手荷物1つ無料というのが助かりますね。
SWISS
今年初めて利用したのがSWISS。
香港からチューリッヒへ向かう路線で利用しました。
そのままワルシャワ線に乗り継いでしまったので、スイス再訪とはなりませんでしたが、空港から中央駅までの所要時間を考えると、ほんの少しでも散策できたのではと後悔しています。
LOTポーランド航空
チューリッヒーワルシャワ間と、リトアニアへの移動で利用したのがLOTポーランド航空。
成田発着の欧州行き航空券の値段が安く、度々セールも実施されるため、タイミングが合えばいつか利用してみたいと思っていました。
空港からのアクセスも良いため、次回の旅では「トランジットで楽しむワルシャワ」にチャレンジしたいですね。
オーストリア航空
知らないうちに、2018年から成田線再就航が決定していたオーストリア航空。
今年は2区間で利用させていただきました。
オーストリア航空は機内食が美味しいですし、長距離ビジネスクラスは座席スペースがたっぷりあるフルフラット仕様で嬉しいです。
今年の旅では、弾丸ウィーンに加え、空港からブラチスラバへのアクセスも確認できましたので、今後ウィーン経由のルートをとる際の宿泊先の選択肢が増えました。
スカイチーム
大韓航空
スカイチームで利用したのは大韓航空の1社のみ。
デルタのスカイマイルを使ったため、負担額はごくわずかです。
ステータスがないということもあり、スカイチームのマイルは積極的に貯めていません。
また、ワンワールド、スターアライアンスの航空会社の方が好みの都市に就航しているということもあり、スカイチーム航空会社は今後もあまり利用することはないかなと思います。
3大アライアンス以外
カンボジア・アンコール航空
アンコールワット、シャムリアップに行かない限り、今後利用することはないであろう航空会社です。
プノンペンまではANA便があるものの、そこから先、カンボジアにはアライアンスに加盟している航空会社がありませんので、利用することになりました。
航空券を購入後、何度もフライトスケジュールの変更があり、最終的にはプノンペン空港で長時間の乗り継ぎとなってしまいました。
機材が古く、座席シートはかなり年季が入っていましたし、揺れもひどかったことから、飛行中はかなり緊張。
無事に到着した時はほっとしました。
エア・バルティック
こちらも、バルト3国を訪れることがない限り、利用することはないであろう航空会社。
ベルリンからラトビア・リガへのフライトとして搭乗しました。
機材は「DASH8 Q-400」という2-2配列の小さな飛行機。
この日の機内は、満席あるいは空席は数席という状況に加え、体の大きな乗客が多かったため、非常に窮屈に感じました。
私のお隣の男性も、足、腕、太もものお肉が完全に私のエリアに入っていましたからね。
普段は何のメリットもございませんが、エコノミーに乗る時だけは、小柄で良かったなと思います。
まとめ
以上、今年搭乗した42フライトをアライアンス別に振り返ってみました。
ワンワールドのステータス維持が絶対条件ではなかったため、お値段とスケジュールを比較した上で、ANAの香港線やTGのチェンマイ線、スカンジナビア航空など、スターアライアンスにも有償で搭乗しています。
来年は今年ほどは旅ができないとは思いますが、1か国くらいは初訪問の国へ旅をしたいですね。
候補となるのは、西ヨーロッパに1か国残っているあの国か、バルト3国の残り1か国か、それともバルカン半島、エーゲ海か・・・・
来年も当ブログで取り上げる内容は、アジアとヨーロッパ、関連する航空会社になるかと思います。
好きなこと、書きたいことだけを綴っている旅ブログではございますが、リピートしてくださっている読者様には引き続き訪れていただけるように、初めての方にはもう一度ご覧になっていただけるように、心を込めて更新していきたいと思います。
今年1年、ご訪問ありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。