エコノミークラスの旅を少しでも快適に!昨年の上級会員特典をリストアップ
海外旅行や飛行機がお好きな方であれば、チャレンジしたい航空会社の上級会員資格。
私自身は学生時代から旅が好きで、ひとり旅をしていた経験から、格安な航空券でも快適に旅ができるようにと、スターアライアンスは比較的早い段階でステータス取得を目指しました。
スターアライアンスは2007年、ワンワールドは2015年からそれぞれゴールド/サファイア会員です。
ダイヤモンド会員さんの待遇と比較しますと大きな差がございますので、ゴールド・サファイアでは不十分というのは十分承知していますが、エコノミークラスでの旅が大部分を占める私の旅のスタイルでは、現状でも十分満足しています。
昨年は旅の機会に恵まれたということもあり、どれほど役に立ったのかということを判断するよい機会。
ということで、スターアライアンス・ゴールド/ワンワールド・サファイア資格で得られた特典・メリットについて振り返ってみたいと思います。
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座席指定無料
ワンワールド
BA12区間
昨年のフライトで最も多く利用したのがブリティッシュ・エアウェイズ(BA)。
ブリティッシュ・エアウェイズの場合、事前の座席指定は有料ですが、サファイア資格以上であれば、航空券購入時に無料で指定することが可能です。
東京ーヒースロー間などの長距離路線は指定料金が高額のため、これが無料というのは大きなベネフィットです。
JALやフィンエアーはステータスがなくても事前の座席指定は無料ですので、共同運行分を除くと純粋なBA運航便である12区間分で、特典を得られたことになります。
スターアライアンス
SAS2区間
スカンジナビア航空は欧州区間内だけを単独で購入する場合、リーズナブルな航空券であれば座席指定は有料です。
昨年はオスローベルリン間と、ベルリンーコペンハーゲン間の2フライトを購入しましたが、購入時に無料で指定することができました。
マイレージ加算率アップ
エコノミーではマイルの加算率が良くないものの、長距離線であればそれなりにマイルは貯まります。
ブリティッシュ・エアウェイズの場合は、エリートステータスがあるかないかで合計のマイル(アビオス)数に大きな差がでるのが特徴的。
昨年獲得できたBAマイルの内、エコノミー搭乗時に得られたベースマイルとほぼ同額がボーナスとして加算されました。
ラウンジ
ビジネスクラス搭乗時には、ステータスの有無に関わらずラウンジが利用できますので、エコノミー搭乗時に利用したラウンジをリストアップしてみます。
参考:ラウンジ一覧
ワンワールド
- JALサクララウンジ(羽田空港・国際線)4回
- JALサクララウンジ(バンコク・スワンナプーム国際空港)1回
- ブリティッシュ・エアウェイズラウンジ(ヒースロー空港)5回
- ブリティッシュ・エアウェイズラウンジ(ベルリン・テーゲル空港)1回
- 共有ラウンジ(リガ国際空港)1回
- フィンエアーラウンジ(ヘルシンキ空港)2回
- エアベルリンラウンジ(ベルリン・テーゲル空港)1回
- 共有ラウンジ(ウィーン国際空港)1回
- 共有ラウンジ(コペンハーゲン空港)1回
私は機内では体調が悪くなることを懸念し、アルコールは飲みませんし、ラウンジでもいただきませんが、フィンエアーのラウンジではカクテルを1杯いただきました。
ホットミールの種類が多い空港ラウンジなどでは、食事代の節約につながりますし、シャワーが必要な深夜フライトなどでは助かります。
スターアライアンス
スターアライアンス便エコノミークラス搭乗時にお世話になったラウンジ一覧です。
プノンペンー成田に関しては、インボラアップグレードでビジネスクラスになりましたが、もともとはエコノミーを購入していますので、リストに入れました。
また、仁川国際空港のアシアナラウンジはスターアライアンスですが、韓国にはワンワールドの航空会社がないため、BA便利用時にこちらに案内されました。
- ANAラウンジ(羽田空港・国際線) 2回
- ANAラウンジ(成田空港) 1回
- シンガポール航空ラウンジ(香港国際空港)1回
- タイ国際航空国内線ラウンジ(バンコク・スワンナプーム国際空港)1回
- タイ国際航空ロイヤルシルクラウンジ(チェンマイ国際空港)1回
- タイ国際航空ロイヤルシルクラウンジ(バンコク・スワンナプーム国際空港)1回
- シンガポール航空ラウンジ(バンコク・スワンナプーム国際空港)1回
- SASラウンジ(オスロ空港)1回
- 共有ラウンジ(プノンペン空港)1回
- アシアナ航空ラウンジ(仁川国際空港)
- ルフトハンザラウンジ(ヒースロー空港)
- ルフトハンザラウンジ(ベルリン・テーゲル空港)
預け入れ手荷物の追加無料(1点)
旅行日数が短いアジア旅では、荷物は機内持ち込みにし、預けることはしないのですが、ヨーロッパ線ではこの特典は重宝します。
1つ無料で預け入れができれば、少々荷物が増えても大丈夫。
重量オーバーを気にすることなく買い物ができるというのは助かりますね。
SASのベルリンーコペンハーゲン区間は、手荷物料金のみの安い航空券を購入しました。
スーツケースがあったため、預け入れをしなければならなかったのですが、スターアライアンスゴールド以上で、1点無料。
【追記】SAS GO Lightは2018年5月7日出発分より、上級会員でも手荷物特典なしに制度変更。SAS GO運賃は引き続き特典ありです。
割高な航空券を購入する必要がないというのは、少しでも節約したいバジェットトラベラーには助かります。
優先チェックインカウンター・ファーストトラック
チェックインカウンターが混雑している場合には、エコノミーでもビジネスクラス用のカウンターを利用できるのは大きなメリット。
乗り継ぎ時間が短い場合には、ファーストトラックの優先レーンでセキュリティーチェックを受けることができるのも助かります。
まとめ
以上、エコノミークラスを利用した際に得られたメリットについて振り返ってみました。
この他にも手荷物優先タグなどの特典はあるものの、上記の内容ほどのインパクトはございませんので、省略させていただきます。
また、これは起きない方が良いのですが、遅延や欠航などで現地空港で航空券の変更を行わなければならないようなケースでは、カウンターに優先順位が設けられている場合がございます。
チケット呼び出し制の空港などでは、ステータスの有無で順番が決まるので、並んでいらっしゃる方に申し訳ないと思いながらも有り難いと感じます。
旅の機会が増えれば増えるほど、会員資格のメリットを得られることになりますので、個人的には現状で十分満足。
エコノミーでの旅が多い私にとっては、少しでも旅を快適にするための必需品となっています。