冬のスウェーデン観光~1月の気温・服装とストックホルムの街並み
雪化粧した冬のガムラスタン(オールドタウン)を見てみたい。
クリスマスマーケットが終わった1月・2月のヨーロッパは、観光旅行の時期としてベストではございません。
とはいえ、この時期ならではの景色を求め、北欧スウェーデンの首都、ストックホルムを旅してきました。
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冬(12月・1月・2月)のストックホルムの気温
今まで雪が積もるような街に住んだことがない私は、寒いのが苦手。
いくらヨーロッパが好きとはいえ、12月のクリスマスマーケット目的でない限り、冬は渡航を控えています。
今回の旅も航空券を予約するまでに何日も悩みましたが、この機会を逃すといつ行けるかわからないと思い、ストックホルム行を決行することに。
参考資料によると、冬のストックホルムの平均気温は以下の通り。
- 12月:-1℃
- 1月:-3℃
- 2月:-3℃
参考:Stockholm: Annual Weather Averages
尚、北部のラップランド、キールナなどでは-12℃くらいになり、同じスウェーデンでも地方によって気温差がございます。
前回訪れた南部のマルメであれば、1月の平均気温は2℃程度です。
1月のストックホルムの街並み
それでは、寒さに負けず、歩き周って撮影した街並みをまずはご覧いただきましょう。
ストックホルム中央駅
車道に雪がないのは、きちんと除雪されているため。
朝からあちこちで除雪作業が行われています。
人通りの多い歩道は歩きやすいものの、公園(Kungsträdgården/ロイヤルガーデン)内はご覧のような状況。
スノーブーツは必須です。
ガムラスタンの観光名所、Stortorget広場。
夏は観光客で賑わうこの場所も、冬ならゆっくりと撮影できますね。
Nobel Museum前にも雪がこんもり、積み上げられています。
昼間は観光客が多いガムラスタン(旧市街)ですが
19時を過ぎると人影はまばら。
路地は静まり返っています。
雪が激しくなってきましたので、この日の散策はこれで終了。
既に日が沈みかけていますが時間はまだ15:30。
アプリの情報によると、日の出は8:30、日の入は15:30となっています。
北欧の冬は日照時間が短いため、外を散策する時間帯とショッピングやミュージアムなど屋内観光のスケジュールをきちんと決めておくとよいかと思います。
夜景を見るため、セーデルマルムへ。
時間は17:30。
Slussenのバスターミナル近くから、オールドタウンを眺めた景色です。
服装・持ち物
前述した平均気温はあくまでも過去のデータに基づくもの。
12月に大寒波が訪れることもあれば、滞在期間中、比較的気温が高くなるということもございます。
お天気は運次第。
では、私の滞在時にはどうだったのかといいますと、日中は1℃~-3℃くらいと、ほぼ平均気温通りでした。
東北や北海道、日本海側の雪に慣れていらっしゃる地方にお住いの方であれば、余裕で観光できるのではないでしょうか。
一方、寒がりな私は完全防備で挑みました!
まず、足元はスノーブーツ。
雪が積もっているだけではなく、激しく降る時間帯があったため、防水加工のある靴が必須。
今回私は念のためにと靴用カイロも持参していましたが、スノーブーツと低反発インソールで足元が冷えることはなく、靴用カイロは不要でした。
頭の防寒は帽子+コートのフード。
普段、コートのフードを被ることはないですが、これがあるとないとでは全く違いますね。
帽子だけでは不十分。
実際、街を歩いていると、地元の人でも帽子+フードで防寒している方が多かったです。
その他のアイテムは、ミニカイロ。
コートのポケット両方にはミニカイロを入れておき、外を歩く際には、両方の手に握りしめていました。(*ミニタイプなのは、手が小さいためという個人的な理由です。)
早朝や深夜は冷え込んだかと思いますが、日中の行動時間帯は1℃~-3℃くらいだったということもあり、覚悟していたほどではなかったというのが印象です。
まとめ
寒さに弱い私でも、冬のストックホルム観光を楽しめたのは、美しい景色を前に気分が高揚していたというのが一番の理由かと思います。
慣れていらっしゃる方にとっては、大げさだと笑われてしまう防寒対策かもしれませんね。
冬のヨーロッパは、悪天候で飛行機の遅延や欠航が起こる可能性も高くなりますが、銀世界の街並みは夏とは異なる魅力がございます。
「1月のストックホルム旅行?」
私は、アリだと思います。
ただし、ご心配な方は、飛行機とホテル選びは慎重に決める方が良いですね。
私自身の失敗も踏まえ、この点に関してはまた別記事にまとめたいと思います。