空想旅行は無駄じゃない!いつか訪れるその日のために候補地を増やしておこう
海外旅行の楽しみは計画段階から始まります。
実際の旅行先について情報収集することはもちろんですが、旅行先を決定するための準備も必要です。
一カ国、一都市にとことん惚れ込み、年に何度も訪れるという旅好きの方もいらっしゃれば、刺激を求め常に新しい旅先にチャレンジする旅人もいます。
私の場合は、いくつかリピートしている都市があるとはいえ、まだ訪れたことのない街や国にも興味があるというタイプ。
現段階では興味・関心エリアはヨーロッパとアジアに限定されてはいるものの、いつどのタイミングで急浮上する街が現れるかわかりません。
長期旅行というスタイルをとることが出来ない以上、旅ができるのは年に数回。
チャンスはいつやってくるかわかりませんので、気になる情報があればチェックし、次回の旅先候補地をどんどん増やしています。
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空想旅行から数年後 旅が実現
いつ旅ができるかわからないような国や街について調べるのは時間の無駄でしょうか。
私はそうは思いません。
空想旅行ではあるものの、いつか訪れたい。そう思うからこそ調べるわけで、いざその時が来たときには非常にスムーズに旅の計画が進むことになります。
私の場合、主な旅行先がヨーロッパなのですが、知識の源泉は学生時代のヨーロッパ周遊旅に遡ります。
スマホなんて持っていない時代ですから、あの分厚い「地球の歩き方・ヨーロッパ」編やロンリープラネットのガイドブックを穴が開くほど読みました。
1度目は長距離バス、2度目は鉄道で周ったため、鉄道の時刻表も旅の必需品。
旅の計画を練る中で、実際に訪れることができた街もあれば、予算や日程の都合で諦めた街も数多くあります。
とはいえ、その時に調べた情報を基に、数年越しで旅が実現したケースが多々あります。
情報収集は決して無駄ではなかったということですね。
北欧
旅のために懸命にアルバイトをしてお金を貯めたとはいえ、地方の貧しい学生でしたので予算は潤沢ではございません。
デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの北欧4カ国への旅は諦めざるを得ませんでした。
社会人になったらいつか絶対訪れたい。
そう心に決めてからどれくらいの年月が流れたことでしょう。
憧れだった北欧旅行をついに実現。
もう少し予算に余裕がある旅をしているはずでしたが、残念ながら今現在でも私にとっては物価の高い旅先です。
とはいえ、航空券代さえ抑えることができれば、ミュージアム、カフェ、お買い物など希望に沿った旅を楽しむことができるようになったので少しは成長したでしょうか。
南仏
南仏ニースも当時は行くことができなかった街のひとつ。
数年後に主人と旅をしました。
リゾートには興味がないと言いながら、建造物・街並みを散策できるヨーロッパなら話は別です。
ニースまでやってきたのであれば、周辺の小さな村巡りや日帰りモナコも必須ですね。
モンサンミッシェル
フランスのモンサンミッシェルもルートから外した場所でした。
ただ、モンサンミッシェルの場合、パリから日帰りで行くことができるため、旅の実現は困難ではないだろうと考えました。
実際、構想から数年後に旅を実現しています。
マルタ
マルタの場合は飛行機や船でのアクセスとなるため、鉄道やバスでの周遊旅行では諦めざるを得ませんでした。
この国は首都バレッタを中心に、少し日程に余裕を持って滞在したい。
いつか訪れる日を夢見て待つこと数年。
ゴールデンウィークの長期休暇時に旅をすることができました。
私が訪れた当時でも、物価が安い旅先でしたが、今現在も尚、ヨーロッパではリーズナブルに旅ができる街となっているようです。
フュッセン・ノイシュバンシュタイン城
学生時代もドイツには訪れているのですが、ノイシュバンシュタイン城を旅したのはずっと後のこと。
ミュンヘンから日帰りで訪れることができるため、また別の機会にしようと後回しにしました。
モンサンミッシェルの時と同じ理由ですね。
トルコ
トルコは観光地が豊富で物価も安く、当時からバックパッカーに人気の国。
予算の面で障害はなかったものの、心配性な私としては治安面で不安があったため諦めた国です。
数年後に、主人と旅をしましたが、ここ数年は政情不安で再び治安が懸念されていますので、今は少々心配ですね。
エジプト同様、治安悪化で観光客が激減するというのは観光立国にとって経済面で大きな打撃。
各ホテルチェーンもトルコのホテルはカテゴリーダウンしているようです。
旅が実現できていない国・都市
好みの旅のスタイルがヨーロッパ方面、アジアであれば遺跡や街並み巡りということもあり、10年以上前に得た知識は今でも役に立っています。
歴史的建造物は経年劣化があるとはいえ、今も昔も変わらないですからね。
学生時代に調べたものの、未だ訪れることができていないのはフランスであればアヴィニョン、アルル、マルセイユ、ストラスブール。アイルランドやスコットランド、ギリシャといったところ。
ブルガリアやルーマニアは当時計画しなかったため、新たに浮上してきた候補ですね。
まとめ
旅が好きな私は、海外ドラマやテレビ、雑誌などで気になる街が出てくると、すぐに地図をチェックしてしまいます。
いつ行くことができるかわからなくても構わないのです。
観光地や素敵なお店などはgoogle mapに次々とマーク。
こうして、ストックしている街が今現在も複数ございます。
空想旅行は逆にストレスになってしまうという方もいるかと思いますが、私自身は楽しんでいるタイプ。
いつの日か、旅が実現するかもしれない。
そんな期待を込めて、今も情報収集に励んでいます。