海外個人旅行・一人旅の事前準備 外務省のたびレジに登録していますか?
「海外個人旅行」「一人旅」「女一人旅」旅が好きな方であれば心躍るキーワード、学生さんであれば「一人旅デビュー」「バックパッカーをしてみたい!」という方も多いかと思います。
一方で、海外に全く興味がない方にとっては、「海外へ一人旅なんて危険」
何か事件が起こると「そんなところへ行くからだ」という批判を受けることもあります。
自分の趣味を否定されるようでとても悲しいですよね。
日本で生活していても、交通事故にあう可能性もあるにも関わらず、海外旅行や登山に関しては「自己責任論」が大きく取り上げられてしまします。
不可抗力の事件や事故に不幸にして巻き込まれてしまうことはありますが、一人で海外へ行くのであれば自己防衛、家族のための最低限の準備が必要です。
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外務省 海外安全ホームページを確認
当然のことですが、仕事でもなく「観光」で危険な国・地域へ行くのは避けるべきです。
また、日本のメディアであまりとりあげられていない現地のスポット情報が掲載されていますので、渡航予定がある方で特別危険な地域・国だと認識されていない場合にも、念のため確認されることをお勧めします。
例:1月17日付配信 「ベルギー:テロの脅威に関する注意喚起 」
たびレジに登録
皆さんは「たびレジ」というサイトをご存じですか?
いざという時、在外公館などから緊急時情報提供を受けられる海外旅行登録システムで、外務省が管理しています。
(1)当サイトでは、皆様から登録された以下の情報を個人情報ファイルとして管理します。
1氏名、2日本国パスポート番号、3生年月日、4電話番号、5メールアドレス(複数)、
同行者情報(複数)(6氏名、7日本国パスポート番号、8電話番号)、9ツアー会社、10同行者数、
渡航先情報(複数)(11渡航先国・地域、12都市、13宿泊先、14宿泊先電話番号、15滞在期間)
(2)皆様から登録された情報は、旅行終了から30日を経過時点で、統計情報として集計(個人情報は消去)された後に削除します。ただし、「旅行者情報を旅行終了後1年間保存する」を選択された場合、氏名、日本国パスポート番号、生年月日、電話番号、メールアドレス(複数)、ツアー会社の各情報を、最終旅行終了後1年間保存しその後削除します。
私は、海外へ一人で渡航する際だけでなく、主人と行く際にも万が一に備え、「双方の両親のため」に登録してから渡航します。
登録をしておけば、万が一海外で何か事故(飛行機事故、列車事故等)に巻き込まれた際、外務省側が確認可能だからです。
緊急時の連絡
旅行先の国・地域で緊急事態が発生した時には、登録した電話番号や、宿泊先を基に、緊急時の連絡を行います。
飛行機は一番安全な乗り物と言われますが、昨年はマレーシア航空にとって悲劇の年でした。
また、最近ではエアアジアの事故が起こりました。
犠牲者の方・そのご家族の方には心からご冥福をお祈りします。
女性一人旅の海外防衛策
私の海外一人旅デビューは、学生時代、バックパッカーとして行ったシンガポール・マレーシアです。
その後、長期休暇を利用してヨーロッパを2周、東南アジアも周りましたが、自己防衛にはとにかく気をつけました。
もともと小心者で用心深い性格でしたので、「危険な場所には近づかない」「夜遅い外出は控える」「バッグの持ち方」です。
その結果、大きなトラブルに巻き込まれることはありませんでしたが、のちのち武勇伝となるようなおもしろエピソードもありません。それでも良いと思っています。目的は「旅行」であって「ネタづくり」の旅ではありませんでしたから(^^)。
時は流れ、社会人となった今は仕事で海外へ出かけることも多くなりました。
理解ある主人を残し、一人で海外へ出るのですから当然安全面には気を使います。
クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険・救援者費用を確認し、家族に伝えること
現在の私のクレジットカード所有枚数とメインカードについては以前記事にしました。
メインカードはSPG AMEXに決定!? 陸マイラーの所有クレジットカードと今年の戦略
年会費が高額のクレジットカードは補償内容が充実しています。このため、私は民間の海外旅行保険には加入していません。
現地で病気になった際は、自分で対応できますが、万が一の際の「救援者費用」については、主人や両親に伝えてあります。
死亡保障は所有クレジットカードの中で最も高額なものが適用となりますが、疾病や救援などは合算可能です。
「救援者費用」はそれぞれのカードで100万円~400万円付帯していますので、合算しますと私に万が一のことが起きた際、家族の渡航費用、滞在費等が十分カバーできる金額です。
海外旅行では何も起きないことが一番良いですが、もしも何か起きた際、迷惑をかけるのは日本にいる家族です。
渡航前にできる限りの準備をしていくことは一人旅をする者の「責任」です。
もうすぐ今年のファーストフライトです
そろそろ、今年のファーストフライトが近づいてきました。
2015年 ANA SFC修行?JAL JGC修行?今年のファーストフライトを発券
年明け早々、フランスで悲惨な事件が起こり、ヨーロッパ諸国が警戒レベルを上げています。
空港の警備は強化されるでしょうから、手荷物検査にも時間がかかるでしょう。乗継時間に余裕をもったフライトを予約し正解でした。
何も起きず、無事に帰国できることを祈りながら、そろそろ旅の準備を始めます。