タイ国際航空(TG)が日本ータイ路線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)廃止 特典航空券がお得になる!?
市場の燃油価格の下落を受け、ANA、JAL共に、12月1日発券分から燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が引き下げられます。
各地域別のサーチャージは両社共に足並みそろえて同価格となっており、最も安い日本ー韓国間は片道300円、往復600円となります。
<ANA>公式ホームページ
<JAL>公式ホームページ
サーチャージは長距離路線ほど負担額が大きくなるため、欧州、北米路線の片道10,500円、往復21,000円がそれぞれ、7,000円、14,000円と引き下げられるのは朗報です。
ANAやJALのマイレージは、特典航空券に交換する際、サーチャージが徴収されます。
サーチャージが引き下げられると、特典航空券発券の際の負担が少なくなるので、お得になりますね。
関連:サーチャージが引き下げられると、マイルを特典航空券に交換する価値が上がりますね
ANA、JAL共に、タイ路線は往復6,000円の負担となります。
ところが、タイ国際航空(TG)は更にお得になるようなのです!
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タイ国際航空(TG)2015年12月1日発券分以降の日本-タイ間の航空券のサーチャージ廃止
TGのサーチャージ エコノミーとビジネス・ファーストクラスでは大きく異なりました
タイ国際航空は、12月1日発券分より日本発タイ線のサーチャージを廃止するのだそうです。
詳細:公式ホームページ
これは朗報。
何故なら、以前の記事でも取り上げましたが、TGはビジネスクラス・ファーストクラス利用時のサーチャージが非常に高いのです。
関連:タイ国際航空(TG) ファースト&ビジネスクラスのサーチャージはエコノミ―の2倍!?
上級クラスの航空券を購入される方であれば、支払額に含まれていますので気にならないポイントであったと思います。
しかし、ANAやエアカナダなど、マイレージを使用し、TGの上級クラスを発券する際は、このサーチャージが大きな負担でした。
11月までは東京ーバンコク間でエコノミークラスのサーチャージ負担が往復50ドルであるのに対し、ビジネス・ファーストクラスは倍の100ドルだったのです。
このサーチャージが廃止となるのは、大きなインパクトですね。
TGのサーチャージ 日本路線以外は引き続き徴収
それでは、日本路線以外はどうなのかと調べてみたところ、こちらは残念ながら引き続き徴収されるようです。
近距離のバンコクー香港、ホーチミン、シンガポールといった路線でも、ビジネス・ファーストクラスのサーチャージは非常に高額ですね。
日本線のみサーチャージが廃止になったのは何故なのでしょうか。
タイにおける新設の税金 ADVANCE PASSENGER PROCESSING USER CHARGE
サーチャージとは別ですが、TGのホームページを見ていますと、新設の税金が導入されるとの案内が記載されています。
2015年12月01日ご搭乗分より、タイにおける新しい税金“ADVANCE PASSENGER PROCESSING USER CHARGE(E7)が適用となります。
2015年09月09日以前に発券された航空券には、こちらの税金が含まれていないため、現地で徴収させていただく事となります。
何卒ご了承ください。
対象: 国際線旅客 (出発時/到着時)
対象空港: バンコク/チェンマイ/チェンライ/ハジャイ/プーケット
適用額: 35バーツ
対象外: 同一航空券で発券された12時間以内の乗り継ぎの場合は、到着時に一回適用タイ出発時は出国手続きをした空港で適用
徴収額は35バーツ(約121円)と少額ですが、9月9日以前に発券した航空券は現地で徴収ということですので、トラブルのないように注意する必要がありますね。
まとめ
日本発のタイ路線でサーチャージが廃止されるのは朗報。
特典航空券でビジネスクラス、ファーストクラスを利用する場合は、負担が軽減します。
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