BAのTier Point Runs/修行計画ツールが便利になりました
航空会社の上級会員を目指している方、ステータスの維持やランクアップを予定されている方は既に2016年のフライト計画を練っていらっしゃいますよね。
私の場合はBA(ブリティッシュエアウェイズ)のシルバー維持をするのかどうかが課題となります。
もっとも、BAの場合はANAやJAL他多くの航空会社と異なり、ステータス判定のための1年は1月ー12月ではありません。
初めてフライトマイルが加算された月がスタートで、そこから1年となりますのでどの月からでもスタートできるというのが良い点です。
ステータス達成のためには、ティアポイントの計算が重要。
マイレージランナー用語では「Tier Point Runs」と呼ばれる計画が必要です。
先日BAのAviosフライト計算機を確認したところ、以前よりも使い勝手が向上していました。
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改善 BAのフライト計算機能がわかりやすくなっています
シルバー会員(ワンワールド・サファイア)
以前の計算機では、最初の画面で予約クラスの入力も求められたのですが、改善された機能では出発地、到着地、会員ステータスのみが入力項目となりました。
このため、予約クラスごとに加算されるマイル(avios)が一覧で表示されるようになっています。
上記画像はシルバー会員がBA便でHND-LHRを利用した際に加算される片道分のマイレージと、ティアポイントです。
エコノミークラスですと、K,L,M,N,S,Vクラスであるかどうかというのが重要なポイントですね。
この運賃クラスですと、ヒースロー経由ヨーロッパ行き往復で40+10+10+40=100ポイントが加算されます。
東京ーロンドン往復分のみで6,222×2=12,444マイルが貯まるのですから大きいですね。
ロンドンー欧州往復を加えますと13,000マイルは超えてきます。
ブルー会員
日本在住の日本人の方は、ワンワールドではJALでステータスをお持ちまたは目指すでしょうから、BAにマイレージを加算する方は少数だとは思います。
BAで0から始めたい!
という場合は、ブルー会員からのスタートとなります。
ブルー会員のマイレージ加算表は上記の画像です。
エコノミークラス(K,L,M,N,S,V)で東京ーロンドン往復が3,111×2=6,222マイルですね。
マイレージの加算率は上級会員よりもかなり少なくなってしまいますが、ステータス判定に必要なティアポイントに差はありません。
関連:ブリティッシュエアウェイズ(BA)でシルバー達成!ボーナスマイルはどれくらい貯まる?
関連:JALに乗ってもボーナスマイルが貯まる!ブリティッシュエアウェイズ(BA)のお得な上級会員制度
やっぱり安い!カタール航空の欧州便とBAマイル・ティアポイント加算率を検証
カタール航空のマイレージ・ティアポイント加算表
当ブログで度々取り上げていますカタール航空。
参考:カタール航空関連記事
恒例のセール中ですのでやはり安いです。
来年はヘルシンキの他、ストックホルムも再訪したいと考えていますので
スカイスキャナー
で運賃を検索してみたところ、最安値はやはりカタール航空でした。
検索結果:スカイスキャナー
BA便は日本発だとあまり安くないですね。
カタール航空はなんと6万円代です。
このお値段、東南アジア行きではないかと見間違うほどではないでしょうか?
今年の欧州便の相場は本当にお安くなっています。
セール運賃ですので、予約クラスはOでした。
値段は確かに安いのですが、Oクラスですとティアポイントは20+20+20+20=80ポイントとなりますね。
セール時期を外し、少しお値段が高くなる次のランクのチケットですと
35+35+35+35=140ポイント
です。
6万円台でストックホルムに行って80ポイント加算されるのであればと、心が揺れ動いてしまいますね。
ただし大問題はフライト時間。
長距離エコノミークラスを耐えられるだけの体力があるかどうかというのが不安材料です。
関連:カタール航空で貯まるマイレージ数の一覧表 セール運賃でも可能です
まとめ
BAのAviosフライト計算機がわかりやすくなり、旅の計画をするのに便利になりました。
コスパだけを求めるのであれば、長距離エコノミークラスで欧州へ行くよりも、JALのファーストクラスで羽田ー大阪を飛ぶ方がはるかに効率的です。
往復すれば60+60=120ポイントですからね。
同様にクラスJの安い区間を飛ぶのもお得ですね。
関連:JAL・JGC修行はしていませんが、国内線ファーストクラスを予約した理由とは?
BAのシルバーを維持するためには、JALの国内線に乗らなければいけなくなるかもしれませんが、私の場合は「修行なしで上級会員」がテーマとなりますので、やはり来年も欧州便で攻めていきたいなと検討中です。
ビジネスクラスで欧州に行けばあっけなくクリアできてしまうのでしょうが、庶民マイラーにそのような余裕はございません。
当ブログは、私のような一庶民でもマイルやポイントを活用することでお得に海外が実現できる。
ということを検証しているブログでもあります。
貧乏マイラーがどこまで挑戦できるのか。
来年は海外渡航のペースが落ちる可能性がございますが、リターン(マイル・ポイント)を考えながら渡航計画を練っていきたいと思います。