ANAとベトナム航空の提携で、アンコールワットへのマイレージ特典旅行が容易に?
先日ANAがベトナム航空との業務・資本提携を発表しました。
これにより、共同運航(コードシェア)やマイレージの相互付与・利用が可能となると思われます。
参考:ベトナム航空と業務・資本提携に関する基本合意書を締結(ANA HOLDINGS NEWS)
ANAのマイレージでベトナム航空便の利用が可能となりますと、スターアライアンス便ではルートを作ることが難しかったカンボジアとラオスへ行くことが容易になりますね。
まだ気が早いですが、ANAの提携航空会社特典航空券について調べてみました。
スポンサーリンク
訪問国は33カ国でもメジャーな旅行先カンボジア・ラオスへはまだ未訪問の理由
日本人に人気の旅行先として、上位にランキングされるカンボジアのシャムリアップ。
海外旅行がお好きな方であれば、アンコールワットへ訪れたことがある人は多いですよね。
同様に、ラオスのルアンパバーンも人気の都市。
海外旅行好きを公言しているにもかかわらず、比較的近いこの2カ国へまだ訪れていない理由はずばり、
「スターアライアンス便で行くのが難しかったから。」
です。
そんな理由?
はい。そうなんです。
プライベート旅行ではマイレージを活用して旅に出ることが多いため、どうしてもスターアライアンスが最優先でした。
東京ールアンパバーン
検索結果:スカイスキャナー
東京ーシェムリアップ
検索結果:スカイスキャナー
カンボジアとラオスへ行くには、スカイチームに所属するベトナム航空が便利。
しかし、スカイチームは上級会員資格を持っていない、マイレージを貯めてもね・・・というよくわからないマイラーの理論で今まで訪れる機会を逃していました。
ルアンパバーンについては、昨年(2015)のゴールデンウィークにハノイと組み合わせてみようと考えたものの、ベトナムのビザ制度が変更になっていたことを知り、諦めるという情けない結果に。
ベトナムビザ・30日以内の観光目的再入国は、空港でのアライバルビザ取得が可能に!もう少し早ければ・・
ベトナムでは今年1月に新しい出入国管理法が施行され、日本など15日以内の査証免除措置を受けている国籍であっても、
しかしながら、ANAのマイレージを使ってベトナム航空便が利用できるとなりますと、この2カ国への旅がぐんと近づくことになります。
ANA 提携航空会社特典航空券の利用条件
ANAはスターアライアンスに所属していますので、マイレージはスターアライアンス便で使用できるのは当然ですね。
スターアライアンスのネットワークはヨーロッパ内での移動が非常に便利です。
スターアライアンスに所属していない航空会社でも、ANAと個別に提携関係にあり、マイレージの相互利用が可能なエアラインがこちら。
以下の航空会社は、単一の提携航空会社運航便でご利用になれます。
※TAMブラジル航空とTAMメルコスール航空は組み合わせてご利用になれます。
※世界一周旅程の場合はスター アライアンス加盟航空会社のみが対象になります。
エティハドやハワイアン航空などと提携していますね。
ベトナム航空はスカイチームですから、提携の場合はこちらのルールが適用されます。
単一の提携航空会社運航便
つまり、ハノイまではANA便で、接続便はベトナム航空便という使い方はできないわけですね。
ベトナム航空を利用する場合は日本出発時から全ルートをベトナム航空で使用しなければなりません。
必要マイル数
ベトナムはアジア2(ゾーン4)になります。
※【Zone 1-Aの適用旅程】1.国際線往復2区間のみの旅程
2.国際線往復2区間に加え日本国内のみで乗り継ぎをしている旅程
*Zone 1-Aの設定がない場合には、Zone 1-Bが適用になります。
*Zone 1-AとZone 1-Bを組み合わせて使うことはできません。
カンボジアやラオスへ行く場合は、国際線往復2区間以上を使用しますから、日本(Zone1-B)のチャートが適用されますね。
日本発、ベトナム経由でシェムリアップ、ルアンパバーンへ行く場合の必要マイル数は
エコノミークラス:38,000マイル
ビジネスクラス:63,000マイル
となります。
まとめ
日本からラオスやカンボジア行きの航空券は、タイやシンガポール線と比較しても少し割高となることが多いようです。
ANAのマイレージを使用することが可能になれば、ベトナムの地方都市はもちろんのこと、今まで訪れる機会を逃していたベトナム航空が強いネットワークを持つ東南アジアの都市への旅が身近になることは間違いありません。
ベトナム・ダナンが人気というので、格安航空券の料金とマイルで行く方法を調べてみました
Expediaが発表した2015年 夏休み人気急上昇ランキング で堂々の1位となったベトナム・ダナン。
これは非常に楽しみですね。
現在メインカードとして利用しているSPGアメックスカードの移行先、ダイナースカードのポイント交換先はANAとなりそうです。
陸マイラーのクレジットカード整理・見直し 2016年のメインカードはこちら!
年末になりましたので、現在所有しているクレジットカードの見直しです。 マイルを貯 …