ドイツでRIMOWAを購入するとどれくらい安い?価格、免税額は?
ドイツ経由で帰国する場合、お土産、自分へのご褒美としてRIMOWA(リモワ)を購入するという方も多いですよね。
初めてドイツを訪れる方であれば、気になるのはその価格ではないでしょうか。
日本で購入する正規品・保証付きのRIMOWAは高額です。
では、現地では一体いくらで購入できるのでしょうか。
日本で購入するよりもどれくらい安いのでしょうか。
ドイツの主要空港には、ルフトハンザとコラボレーションしたルフトハンザモデルのリモワが購入できるWorldShopがございます。
私自身何度か購入していますので(直近では2016.6)、価格の他、免税手続きやリモワ購入の際の疑問点などをまとめていきます。
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ドイツ各空港のWorldShop~営業時間
ルフトハンザとコラボレーションしたリモワでなくてもよい場合は、街のデパートなどで購入することができます。
また、ミュンヘンにはリモワストアもありますが、街で購入してしまいますと、帰国の際に段ボール箱ごと運ぶのは大変ですよね。
結局タクシーで空港に行くことになります。
ベルリンやフランクフルトは比較的空港から近いのですが、ミュンヘンは市街地から距離があります。
タクシー代を考えますと、空港でルフトハンザモデルのリモワを購入する方がスムーズですよね。
フランクフルト空港
フランクフルト空港にはターミナル1(スターアライアンス)に2か所ございます。
営業時間は6:00-21:00。
公式サイト:Lufthansa WorldShop
ミュンヘン空港
ミュンヘン空港はターミナル2
営業時間:7:00-21:00
公式サイト:Lufthansa WorldShop
ベルリン・テーゲル空港
ベルリン・テーゲル空港はメインエントランスのすぐ側です。
営業時間:7:00-21:00
公式サイト:Lufthansa WorldShop
デュッセルドルフ空港
営業時間:7:00-21:00(月ー金)、7:30-21:00(土日)
公式サイト:Lufthansa WorldShop
WorldShop ルフトハンザモデルのRIMOWA(リモワ)の価格
ルフトハンザモデルのRIMOWAはWorldShopの公式サイトで価格を確認することが可能です。
リモワ以外の商品も販売されていますので、最初にrimowaで検索を。
①RIMOWA Salsa Air cabin trolley 機内持ち込みサイズ
例えばこちら。
RIMOWA Salsa Air cabin trolley (World shop )
リーズナブルな商品から見ていきますね。
こちらはルフトハンザモデルではございませんが、world shopで販売されていました。
4輪タイプの機内持ち込みサイズですね。
お値段は369ユーロ(2017.3)
免税手続きをするとここから更に安くなります。
②RIMOWA Lufthansa AirLight Collection Multiwheel cabin trolley 機内持ち込みサイズ
便利な4輪の機内持ち込みサイズは409ユーロ。
RIMOWA Lufthansa AirLight Collection Multiwheel cabin trolley
③RIMOWA Lufthansa Bolero Multiwheel Small Business Trolley
ボレロシリーズは前面にジッパー付きのポケットがあるタイプですので、液体物を入れた透明ポーチはここに入れておくと手荷物検査の際に取り出しやすいですね。
価格は509ユーロ。
RIMOWA Lufthansa Bolero Multiwheel Small Business Trolley
④Lufthansa 747-8 Collection Cabin trolley
Lufthansa 747-8 Collection Cabin trolley
機内持ち込みサイズの小さいタイプでさえ、629ユーロ!
残念ながら庶民の私には手が届きません。
免税額
ドイツは19%の税金がかかっていますので、しっかりと税金を還付してもらわなければなりません。
免税対象となるのは、25ユーロ以上の商品ですからリモワなら余裕です。
過去の購入例
以下は私自身が過去に購入した商品と、その際のタックスリファンドの記録です。
商品 | 定価 | 免税額 | 実質価格 |
---|---|---|---|
ノートブック | 249 | 28 | 221 |
機内持ち込み | 349 | 40 | 309 |
エレガンスXL | 569 | 62 | 507 |
機内持ち込み | 439 | 48 | 391 |
4つ目の機内持ち込みリモワについては2016年6月の記録となります。
購入商品の金額によって、タックスリファンドの率は若干異なりますが、約11%と考えておけばよいかと思います。
例に挙げたリモワでシミュレーション
それでは、例に挙げたリモワで11%還元と仮定し、計算してみます。
金額はあくまでも想定額ですので何卒ご了承ください。
1ユーロ=120円(2017.4)
商品 | 定価 | 免税額 | 実質価格 | 実質価格(円) |
---|---|---|---|---|
① | 369 | 41 | 328 | 39,360 |
② | 409 | 45 | 364 | 43,680 |
③ | 509 | 56 | 453 | 54,360 |
④ | 629 | 69 | 560 | 67,200 |
国内価格
では、日本で購入する場合はいくらなのか、気になりますね。
ルフトハンザモデルは日本の公式ショップで購入することはできません。
しかし、楽天やamazon、yahooショッピングでは購入可能なようです。
ドイツからの取り寄せで5年保証はつくようですね。
免税手続き
免税手続きの方法は、ルフトハンザ航空のサイトが非常にわかりやすいです。
また、私の体験記は、先ほどのベルリンの記事でまとめています。
ドイツからそのまま帰国、あるいはイギリス、中東、アジア経由で帰国する場合はドイツで免税手続きとなります。
エールフランス、KLM、アリタリア、フィンエアーなど欧州系航空会社で帰国をする場合は以下をご参照ください。
ドイツで買い物をしても、別のEU加盟国を経由して日本に帰る場合は(乗り継ぎの場合も含めて)、日本行きのフライトの出発空港で同様の手続きを行います。 例えば、フランクフルト-パリ-東京と乗り継いでの帰国の場合、チェックイン手荷物としてなら、フランクフルト空港の『税関窓口』で申告、パリ空港で払い戻し、機内持ち込み手荷物としてなら、一切の手続きをパリ空港で行ないます。
尚、フランクフルト空港、ミュンヘン空港ではリモワ購入ーチェックインー税関手続きという流れですが、ベルリンテーゲル空港では、購入後に税関へ行き、レシートにスタンプを押印・tax refund→チェックインという流れになります。
2016年6月にはこの方法で免税手続きをしました。
2017年3月に再度テーゲルから出国しましたが、やはりチェックインカウンターには税関手続き済みの商品をチェックインするようにとの案内書きがございました。
預け入れ荷物の許容量
大きなサイズのスーツケースを購入した場合、機内に持ち込むことはできません。
ヨーロッパへのご旅行の場合、既に大きなお荷物をお持ちの方が多いかと思いますので、利用航空会社の無料手荷物許容量を確認しておくと良いかと思います。
ANA
ANA便の場合、エコノミークラスで2つまで。
スターアライアンスゴールド会員であれば、更に1つ追加で預け入れ可能です。
公式サイト:手荷物[国際線](ANA)
JAL
JALも2個可能ですね。
同じく上級会員であれば追加で可能。
公式サイト:お預けのお手荷物
ルフトハンザ
ルフトハンザの場合はエコノミーで1つ、スターアライアンスゴールド会員は2つとなります。
公式サイト:ルフトハンザの無料受託手荷物規定
修理
国内正規品同様、5年の保証がつきますので、日本で修理可能。
実際私も何度か修理していただいています。
RIMOWAエアポートサービスカウンター
成田空港を利用される場合は、第二ターミナル1階にRIMOWAのサービスカウンターがございます。
簡単な修理でしたら、その場で直していただけるようです。
リモワには製造番号が記載されていますので、本体の記載番号から保証期間を判別するため、保証書がなくても対応可能とのこと。
私自身、気になる箇所がございますので、次回成田を利用の際に、立ち寄ってみようと思います。
公式サイト:RIMOWAエアポートサービスカウンターとは
RIMOWAを購入するのであれば、持って行くと便利だと思う物
これはあくまでも個人的な意見ですが、リモワを購入するのであれば持って行くと良いと思うものを2点。
1.太い油性マジック
ルフトハンザやANA、JALのドイツ線で帰国する場合、手荷物受取所でリモワのロゴ入り段ボール箱が複数流れてくる光景は珍しくありません。
段ボール箱にはバゲージタグが張ってありますが、取り違え防止のためにもマジックでわかりやすいようにサインしておくと引き取りの際に良いかと思います。
バゲージタグと荷物の照合などは行われませんので、自分の荷物はきちんと管理しなくてはなりません。
私自身、手荷物引き取り所に出てきた段ボールを引き取ったところ(サインをしていた)、遠くから男性がやってきて、
「私もリモワを購入しているので、箱を確認させてほしい」と話しかけられたことがございます。
2.耐久性のあるガムテープ
購入時には封をしていただけますが、クラフトガムテープ、布ガムテープなど日本の耐久性のあるテープを持参しておくと安心です。
テープカッター付きであれば、更に便利です。(100均で購入可能)
まとめ
リモワは高価な商品ですので、現地では免税でお得に購入することができます。
スーツケース以外にもお土産になるような小物類が販売されていますので、ドイツの空港から帰国する際は、WorldShopを覗いてみてはいかがでしょうか。
【追記】ドイツ旅行の計画時には、ホテル価格の確認をお忘れなく!