フィンエアー 香港線でA350運航開始 アワード利用を考察する
先日の記事では、スターアライアンス便でのヨーロッパ行き特典航空券の新ルートについて考察してみました。
ANA便+オーストリア航空で香港経由というものです。
選択肢が増えることは良いことですが、やはり香港経由となりますとワンワールドが圧倒的に便利ですよね。
フィンエアーが香港線でA350の運航を開始したということで、またまた妄想をしてみました。
以下はブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージを使用した、香港経由欧州便の特典航空券シミュレーションです。
個人的な妄想記事となりますので、ご興味がある方のみお付き合いいただければ幸いです。
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フィンエアー ヘルシンキー香港 A350での運航開始
私は航空機そのものに対しての知識は全くございません。
また、エアバス○○が良い、ボーイング○○が良いというこだわりもないわけですが、重要なのは「新しい機材」であるということです。
エコノミークラスで長時間となりますと、シート次第でその快適度は全く異なってきますからね。
参考:http://www.finnair.com/jp/jp/a350
フィンエアーが長距離線に順次導入を開始しているA350。
バンコク、北京と続き、先日香港線での運航が始まったようです。
この次はシンガポールで、残念ながら日本線はまだ予定にないようですね。
関連:フィンエアーA350 海外発券の価格/マイル加算率/特典航空券を調べてみました
ビジネスクラスがフルフラットなのは当然の事。
photo:http://www.finnair.com/jp/jp/a350
エコノミークラスでも3-3-3の配列ですし、11インチのモニターが備え付けられており、座席ピッチも広くとられているのだとか。
一口にビジネスクラスと言いましても、機材次第で様々です。
こういうシートや
このようなシートであれば、「さすがビジネスクラス!」
という感動がありますが、
映画を見ることもできないこのようなシートや
こういうシートであれば、最新機材のエコノミークラスの座席の方が良いのではとすら考えてしまいます。
(マイレージで乗らせていただいていながら失礼な話ですが)
ブリティッシュエアウェイズ(BA)の特典航空券必要マイル数 香港、ヘルシンキ編
それでは、マイレージを使用した特典航空券についてシミュレーションしていきます。
FFP | エコノミー | ビジネス |
---|---|---|
BA | 25,000 | 75,000 |
前回「直行便で行くフィンランド!特典利用ならJALorフィンエアーのどちらを選ぶ? 」で考察した時と同じく香港ーヘルシンキ間も日本ーヘルシンキも必要マイル数は同じです。
この時に触れましたが、JALとフィンエアーでは大きな違いがありましたよね。
フィンエアーの場合は、保有マイルが必要マイル数に満たない場合、あるいはマイルをあまり使用したくない場合は支払い金額を増やすことで、マイル数を減らすことが可能なのです。
フィンエアー 香港発かヘルシンキ発か 差額の負担金額が異なるので要注意
ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージは片道で使用することが可能です。
ANAのマイルは国際線で使用する際、片道での使用はできませんが、外資系航空会社のマイレージは片道で使用することができるところが多いため、組み合わせることによって柔軟な旅程を組むことができますね。
例えばヘルシンキ発香港行きとした場合
必要マイル数は25,000Avios(マイル)+17,630円。
税金、サーチャージが高いですね。
料金オプションで8,750マイル+33,840円まで引き下げることが可能ですが、エコノミークラスですとちょっとモッタイナイでしょうか。
では、逆のルートで検索。
香港発ヘルシンキ行きですね。
この場合は25,000Avios(マイル)+1,730円。
同じ路線でもどちらを出発地にするかによって税金・サーチャージが異なります。
スケジュール的には往復とも深夜便となりますから、フライト時間10.5時間で睡眠はとれますし、1泊分の宿泊費が浮くのでお得。
こちらも料金オプションで8,750マイル+17,930円まで引き下げることが可能です。
マイルはあまり使用したくないという場合に有効ですね。
キャセイパシフィック航空(CX) 日本ー香港必要マイル数
キャセイパシフィック航空(CX)については、以前の記事でも取り上げていますが、料金オプションはチェックしていませんでしたのでこちらを見ていきましょう。
BAのマイレージを使用して、日本―香港の特典航空券を予約する場合、必要マイル数は片道で以下となります。
FFP | エコノミー | ビジネス |
---|---|---|
BA | 10,000 | 20,000 |
ワンワールド便となりますので、キャセイパシフィックでもJALでも同じですね。
ただし異なるのは、フィンエアーの時と同様、CXも料金オプションで必要マイル数を下げることが出来るという点です。
どうしてもビジネスクラスが良いという方もいらっしゃるとは思いますが、個人的に香港程度の距離であればJAL、CXのエコノミーなら十分です。
キャセイパシフィックはサーチャージ無料ですので、支払う金額は空港使用料のみ。
すなわち、日本のどの空港を使用するかで金額が異なりますね。
福岡空港が最もお安くなりますが、私は羽田利用ですので羽田で検証させていただきます。
羽田ー香港の場合は
10,000Avios(マイル)+2,670円。
料金オプションで4,000マイル+9,070円まで引き下げることが可能です。
まとめ
ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージは、1区間ごとに必要マイル数が計算されるため、乗り継ぎで目的地へ行くのはお得ではありません。
しかしながら、区間を区切りながら目的地までのルートを作るということは、ストップオーバーが無制限であると考えることができますよね。
24時間以内に・・・
などと考える必要はないのです。
空席さえあれば当日発券も手数料なしですから、非常に使い勝手が良いマイレージプログラムです。
では、ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージはどのようにして貯めればよいのでしょうか。
ワンワールドですからJALやカタール航空搭乗時にマイレージは貯まります。
カタール航空で貯まるマイレージ数の一覧表 セール運賃でも可能です
昨年(2015年)は日本からヨーロッパ行きの航空券の価格が非常に安く、セール時期 …
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SPGスターポイントは現在購入割引キャンペーンを実施していますので、ポイントを購入することも可能です。
BAでなくても、ANAにもJALにも交換することができますね。(*交換手数料は無料)
ANAマイルもJALマイルも購入することができるのです。
私の場合、BAマイルはフライトで貯めているのですが、料金オプションを勉強するにつれ、やはりポイントは保有しておきたいなと考えるようになりました。
近々使用する予定がありますので、補充のための購入を検討中です。