マイルは当日の航空券に交換可能?各社のルール・手数料を比較
航空会社のマイレージプログラムは各社特徴があり、同じ区間であっても必要マイル数や発券ルールが異なります。
日本に住む私たち日本人にとってはANAやJALが身近なマイレージですが、使い方によっては外資系のFFPの方が都合が良いという方もいらっしゃいますね。
私事ですが、先日急遽帰省しなければならなくなりました。
帰省手段は新幹線あるいは飛行機です。
国内線は前日までに購入すれば新幹線代と大差ないのですが、当日運賃は高額ですよね。
このような緊急事態に重宝するのが例のマイレージプログラムです。
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ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイレージであれば、JAL国内線特典航空券の当日発券が可能 手数料も無料です
私はスターアライアンスではANAのSFC、ワンワールドではJALではなく、ブリティッシュエアウェイズの上級会員となっています。
BAのマイレージの有効活用法は以下の通り。
①短距離区間
②緊急発券/直前発券
③直行便利用
今回は②の直前発券で大変お世話になりました。
利用したのは東京ー大阪区間。
必要マイル数は4,500マイル(片道)です。
BAの場合、片道発券が可能なことも大きなメリットですね。
発券手数料は無料で、支払ったのは290円のみ。
1マイルの価値で言いますと3-4円とそれほど高くはありませんが、当日の高額な国内線航空券代を支払うことなく290円で帰省ができるというのは本当に助かりました。
各マイレージプログラムの直前発券ルール、手数料を比較
BAの場合、当日発券の手数料は無料となりますが、他の航空会社のマイレージプログラムではどのようなルールとなっているのか調べてみました。
BA | UA | AA | DL | NH | JL | |
---|---|---|---|---|---|---|
手数料 | 無料 | 75USドル* | 75USドル* | 無料 | 当日予約不可 | 当日予約不可 |
ANAとJALの場合、国内線特典航空券の当日予約はできません。
UAはスターアライアンスですからANAの国内線を利用可能。
関連:UAユナイテッド航空マイレージプラス ANA国内線特典航空券が5,000マイルから可能に!
しかし、UAの上級会員でない場合は、出発20日以内の発券に75USドルの手数料が必要となります。
アメリカン航空(AA)はワンワールドですので、JALの国内線を利用可能。
UA同様、出発21日以内の発券には75USドルの手数料が必要となります。
自身の保有マイルをご利用のExecutive Platinum会員様、Platinum会員様、Gold会員様はこの手数料が免除されます
ただし、AAの上級会員であれば手数料無料。
UAの場合は、プレミアゴールドで25USドル、プレミアシルバーで50USドル、プラチナ、1Kで無料となります。
デルタは直前発券が無料ですが、スカイチームのためANA、JAL便は利用できません。
デルタのマイルを国内線で使用したい場合は、スカイマークとなりますが、路線が限られていますし片道発券の場合も往復分のマイルが必要となり、必要マイル数が大きくなるためあまり使い勝手は良くないかと思います。
*スカイマーク特典を利用するには条件がございます。
日本在住で、スカイマイル メダリオン会員もしくはスカイマイル提携クレジットカード(本会員)をお持ちの会員の方にご利用いただけます。家族会員の方は対象外です。
まとめ
知識整理のため、当日発券の手数料をまとめてみました。
JALのマイレージでは不可能なJAL国内線の当日発券が、ワンワールドのBAやAAであれば可能になっています。
BAは4,500マイルから、AAは7,500マイルとなりますので、JALの国内線特典航空券で利用するのであればBAが重宝しますね。
私はフライトでマイルを貯めていますが、現在メインカードとして使用しているSPGアメックスカードのスターポイントや、アメックスポイントもBAのマイルに交換可能です。
各マイレージプログラムによってお得な使い方は異なりますし、どの路線で使用したいのかによっても選択肢は異なります。
マイルは国際線ビジネスクラスではなく、国内線で使いたいという方であれば、BAのマイレージプログラムは選択肢の一つとなるのではないでしょうか。