ANA国際線特典航空券 乗り継ぎ経由ルートの作り方・考え方
大型連休はマイルを使用し、旅費を節約するというのが我が家の旅のスタイルです。
先日のゴールデンウィークもANAのマイレージを特典航空券に交換いたしました。
長期休暇ですので敢えて経由便で複数都市を訪問。
特典航空券の検索に慣れていらっしゃる方も多いとは思いますが、私の場合はどのように空席を調べているのかその方法をご紹介いたします。
スポンサーリンク
週末海外・弾丸トラベルは直行便希望 大型連休は複数都市に滞在したい!
週末海外、弾丸トラベルといった短期旅行の際は、スケジュール重視。
少しでも現地滞在時間を長くとりたいため、直行便のある都市は直行便を優先しますよね。
昨年(2015)の例では、チェンマイはバンコクまでANA便、台北は桃園ではなく松山空港便を最優先しました。
予約が取りづらいANAのビジネスクラスですが、直前発券の場合、繁忙期でなければさくっと取れてしまうことも。
ANA便利用ですが、使用したマイルはエアカナダのアエロプラン。
たった30,000マイルでビジネスクラスという良い時代でした(*現在は必要マイル数引き上げ)。
直行便にこだわる弾丸トラベルの一方で、大型連休時はできれば複数都市に滞在してあちこち楽しみたいと考えます。
今回のメルボルン行きに、バンコクと広州も加えたり、昨年のお盆休みのようにポーランドのクラクフ行きにバンコク、フランクフルトを追加するという考え方ですね。
ANAのマイルで国際線特典航空券を予約
ANA国際線特典航空券のルールを理解
ANAのマイルを使用し、経由便で特典航空券を予約したいという場合、まずは複雑なルールを理解しておくというのが大切です。
途中降機・乗り換え
途中降機(24時間を超える滞在)日本発・海外発ともに途中降機は、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能です。
乗り換え
日本国内で往路・復路各2回まで可能です。さらに、日本以外で往路・復路各2回まで可能です。※目的地は乗り換えの回数に含みません。
※地上移動区間がある場合は、両端の都市を合わせて1回のお乗り換えと数えます。引用:https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/teikeiair_1_2.html
文章だけではわかりづらいので、以前例を挙げてまとめてみました。
詳しくは以下の記事がご参考になるかと思います。
ANAの特典航空券フライト検索
それでは実際にANAのホームページで空席を確認していきましょう。
今回の私の例では、東京発、最終目的地はメルボルンでした。
しかし最初の画面でこのように設定してはいけませんね。
ANAの場合、もっとも乗り継ぎの良い結果に加え、数パターンの選択肢のみの表示となります。
国際線は往復での発券が必要となるため、検索にも時間がかかってしまいます。
複数都市を経由したい場合も、このページを使用するのは最後の段階です。
UAのフライト検索サイトをチェック
スターアライアンス便で空席を確認したい場合、UAやエアカナダのサイトを使うというのも一つの作戦です。
例えばUAで往路をチェックしたところ
入力はANAと同じく「TYO-MEL」で検索したにもかかわらず、数十パターンもの結果が表示されました。
広島経由や
ニュージーランドのオークランド経由というものまで表示されます。
UAの検索は片道ずつ可能ですので表示が早く便利です。
どこで乗り継ぎたいか、どの都市に滞在したいのか
ANAの特典航空券は往復どちらかで1度、24時間以上の滞在が可能です。
また、24時間未満であれば2度可能ですね。
敢えて乗り継ぐ都市というのは、できれば入国して観光もしたい。
再度登場となるこちらの図ですが、目的地までに2都市を間に入れることが可能です。
ただし、ヨーロッパの場合と異なり、目的地がオセアニアであれば注意しなければいけない事。
それは、韓国経由ができないということです。
スターアライアンスですから韓国までアシアナを使用するルートは不可となってしまいますね。
しかし、第一ステップとして
ANAでアジア各地、エバーで台北、SQでシンガポール、TGでバンコクといった経由地をとることは可能。
このように、日本から経由地を探っていく方法も良いのですが、私の場合は逆も利用します。
乗り継ぎルートの考え方
どういうことかと申しますと最終目的地の「メルボルン」から逆に考えていくのです。
これはメルボルン空港のwikiです。
メルボルン空港の就航都市が確認できますね。
スターアライアンス便にシンガポールを発見しました。
次にgoogleを使い
「sin mel」と検索をかけますと、シンガポールーメルボルン間のスケジュールが確認できます。
逆に入力すればメルボルン発の便が検索できますね。
このようにして、1区間ずつルートと時刻表を調べ、乗り継ぎルールにそって組み立てることができるのかどうかを考えていくのです。
シンガポールーメルボルン間に便があるのであれば、SQと相性の良い(便数が多い)ジャカルタを持ってくることも可能。
ジャカルター東京は比較的取りやすいですよね。
妄想はどんどん膨らんでいきます。
このようにして、1区間ずつ調べた上で、最終的に使用するのがANAの画面。
こちらに都市を入力するのは、税金の確認など最終段階の時だけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ANAのマイルを国際線特典航空券に使用されたことがない方、複数都市のルートの作り方がよくわからないという方のために、今回の記事を作成してみました。
これはスターアライアンスの例ですが、JALなどワンワールドでもルートの組み立ての考え方は同じだと思います。
経由をして複数都市に旅行したい場合は、その空港の就航都市、就航便を理解しておく必要がありますね。
どの航空会社が就航しているのかがわかれば、一括では表示されなかった便を個別に空席チェックしていくことが可能です。
時間がかかり面倒な作業ではございますが、繁忙期であればこの苦労も報われます。
経由便でも良いのでマイルで海外へ行きたい!
という場合は是非試してみてください。