台湾旅行をLCCではなくJALにした理由 現金値引きかマイル還元か
日本と台湾を結ぶ航空会社は複数あり、近年はLCC(格安航空会社)も各地から就航しています。
ますます身近で、気軽に行くことができるようになった台湾。
ピーク時でも比較的航空券の価格が抑えられていますので、トータルの旅費を考えますと国内旅行よりもお安くなるということも珍しくありません。
旅のスタイルは人それぞれ。何にお金をかけるかは異なります。
LCCを利用すれば、もっとコストを抑えられるにも関わらず、敢えてJALを選択した理由について、私なりの考えをまとめてみます。
一個人の勝手な思考ですので、軽い気持ちでおつきあいいただけると幸いです。
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LCC(格安航空会社)でなくJALにした理由
まず初めに断っておきますが、「私はLCCには絶対に乗りたくない!」というわけではございません。
東京に越してからは乗らなくなりましたが、福岡ーソウル間のチェジュ航空や、同じく釜山間のエアプサンを利用したことがございますし、過去を遡りますとヨーロッパのLCCには大変お世話になっています。
easy jet、vueling他、中欧系や既になくなってしまったLCCまで様々。
ポイントは「飛行時間」と「価格」です。
今回、直前になって高雄行き航空券の価格を調べたところ、LCCと大手航空会社の価格差は約1万円ほどでした。
LCCでも1時間や2時間程度であれば構わないのです。
しかしながら東京から台湾・高雄までの飛行時間は3時間以上。往路のフライト時間は約4時間となっていました。
このため、1万円の価格差であれば、マイルが貯まるJALを選択したということです。
定期的に飛行機に乗る機会があるのであれば、現金値引きよりもマイル還元を選ぶという方も多いのではないでしょうか。
大手航空会社を選択する利点としては、
・マイレージ加算
・機内食、機内サービス
・シートピッチ
・パーソナルモニターで最新映画を視聴
・遅延・欠航時の対応
などが挙げられます。
上級会員資格をお持ちの方であれば、空港ラウンジを利用できるというのも大きなメリットです。
また、先日小さなお子さんがいる友人夫婦と話をしていたのですが、
「海外旅行の際は、子供が小さいので、高くても安心できるANAやJALを選ぶ」
ということでした。
彼らは二人とも英語が堪能。海外出張にも行くエリート夫婦ですので、言葉の懸念ではございません。
やはり日本人CAさんの接客、心遣いには安心感があるということでした。
小さなお子さんや高齢の両親と旅行するという場合は、万が一の対応を考えますと、高くても大手航空会社という方も多いのかもしれません。
LCCは安いですが、マイルで行くことができればもっとお得!
今回の目的地は「高雄」ということもあり、成田発着であったということが、LCCと迷った点です。
どちらにしろ成田まで行かなくてはいけないのであれば、LCCでも構わないかなと当初は考えていました。
例えば目的地が台北であれば、羽田ー台北松山空港を結ぶANAやJAL、チャイナエアラインといった大手航空会社の利用が便利かと思います。(都内、神奈川在住者の場合)
LCCの航空券は安いですが、LCCよりも安いのが、旅客サービス施設使用料やサーチャージ(現在無料)、税金のみの負担となる「特典航空券」で行くことですよね。
日本ー台湾 特典航空券の必要マイル数を比較
ANAマイル、JALマイルをつかう
FFP | エコノミー(往復) |
---|---|
ANA | 17,000~23,000 |
JAL | 16,000~21,000 |
*ピーク、オフピーク期間、提携航空会社の利用など各種条件により必要マイル数は異なります。
参考:マイルをつかう(ANA)
参考:マイルをつかう(JAL)
ブリティッシュエアウェイズ(BA)のマイルをつかう
区間 | マイル数(片道) | マイル数(往復) |
---|---|---|
東京ー台北 | 10,000 | 20,000 |
成田ー高雄 | 10,000 | 20,000 |
名古屋ー台北 | 7,500 | 15,000 |
大阪ー台北 | 7,500 | 15,000 |
福岡―台北 | 7,500 | 15,000 |
参考:特典フライト計算機
ブリティッシュエアウェイズ(BA)はワンワールドですから、JAL、キャセイパシフィック航空を利用可能です。
距離数によって必要マイル数が異なるため、名古屋以南では片道7,500マイル~とお得に旅ができますね。
BA以外の航空会社にはオフピーク期間が設定されていませんので、年間を通して上記の必要マイル数となります。
マイルを貯める方法は?
特典航空券を予約することができれば、旅費はかなり節約できますよね。
私の場合は、長距離線に乗る機会が度々あるため、フライトマイルを貯めていますが、日々の出費はクレジットカード払いを徹底しています。
メインカードとして利用しているのは、ANAにもJALにもブリティッシュエアウェイズ(BA)にも、手数料無料で交換可能な「スターウッドプリファードゲスト アメリカンエキスプレスカード(SPGアメックスカード)」 。
入会キャンペーンを利用すれば、台湾行き特典航空券獲得へのハードルは低いですね。
まとめ
今回の高雄行き航空券に関しては、予約をしたのが2週間前かつお盆休み期間中ということもあり、LCCとJALの価格差は1万円程度でした。
悩んだ結果、マイルの加算も考えまして、JALに決定。
高雄はホテル代金が安いため、現地での旅費を抑えられることもあり、航空券は少し贅沢をいたしました。
航空券の選び方、旅のスタイルは何を重視するのかによって人それぞれ異なります。
なるべく安く、しかしながら快適に移動したい。
価格とマイルのバランスを考えながら、上手に旅の計画ができるようになりたいです。